雪の轍に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『雪の轍』に投稿された感想・評価

4.5

【デートで観た私、恋は盲目】
※本レビューはnote創作大賞2025提出記事の素描です。
【上映時間3時間以上】超長尺映画100本を代わりに観る《第0章:まえがき》▼
https://note.co…

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Aoyoao
4.8

心の芯まで傷つけ、赦し、踠く、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の濃密な196分の愛憎劇。

カッパドキアの雄大な風景と厳しく哲学的に罵り合う会話のギャップが凄まじい。
長回しカットによる妹、妻、家賃を滞…

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4.7

不穏でザラザラとした人間関係。遠回しな嫌味、皮肉、当て擦り、批判、面罵。ドス黒い本音が時にオブラートに包まれ、時に直接ぶつかり合う。我々は普段、他者との考え方の違いや立場の違い、それによって生じる摩…

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チェーホフ「妻」に材を得た、ヌリ・ビルゲ・ジェイランの2014年作品。雪に閉ざされたホテル。オーナーは、妻、妹、部屋代を滞納する一家などに悩まされ、やがて不寛容な自分を見つめ直す。
CA
5.0
体育祭か文化祭の二次会がつまらなく一人抜けておもむろに観に行った記憶ある
罵り合いで三時間大満足映画
pherim
4.6

カッパドキア舞台の文芸映画。会話劇が中心だが、絵的な緩急もあざといくらいに巧い。テオ・アンゲロプロスにも似る質実さは場所柄由来か。偽善と傲慢、慈悲と憐憫、暖炉の焔と雪の白、駈ける馬。上映3時間半が信…

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おもしろかった。どっちもどっちだけど、奥さんが勝手すぎる。奥さんの後半の方の反撃?が結局お金なのも、感謝されるのを期待してたような反応も残酷だし、貧困の家の兄の言葉がリアルだった。
本当に世間知らず…

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こうした会話劇が現在の映画においても有効であるということに驚く。
まるで、フランス映画のようだ
彩度を抑えた色で全編通じて美しい。ストーリーについても、普遍的なテーマを淡々とそしてじっくりと、まるで冬ごもりの生活みたいに展開されていく。

このレビューはネタバレを含みます

特別大きな事や山あり谷ありな作品ではなく人間や感情を描いた淡々とした映画だった。
主人公が遺産を受け取って豊かであること以外、取り立てて理不尽な様子も横暴なこともなく感じた。兄妹感のもつれた感情は色…

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