余計な記憶
無情すぎる。
時代に阻まれることより、替えのきかない記憶を奪われたことが辛い。
そして、なにより記憶から消された存在になることが辛い。
どんなに寄り添っても、妻が待つのは記憶の中の自分…
まず言いたいのは、この作品はとても素晴らしかったですね。
物語はとても切ないが、夫婦の愛は純粋そのもので美しいですし、それに加えて家族愛の修復も丁寧に描かれている。
ストーリーの構成や展開は面白い…
チャン・イーモウ監督の20作目の作品で、「活きる」「サンザシの樹の下で」に続き、3作目の文化大革命がもたらした悲劇を描いた作品。
革命時は、客を招いたり、文章を書いたり、海外の本を読んだり、絵を描…
「待ちすぎた妻は心労のあまり、夫の記憶だけを失っていた。」って、そんな都合良いことある?と思いながら見ていたが、これは切なくてしんど過ぎる。
ピアノ、手紙、さすがにそろそろ記憶戻るやろ、というこち…
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