黒沢清作品を劇場で観るのは、「回路」以来。いわゆるゴーストものでホラーを撮り続けていた黒沢向きな作品。深津絵里が表情中心に演技して素晴らしい。小松政夫がシリアスな演技で良かった。浅野忠信もゴーストら…
>>続きを読むじわじわと心に染みてくる映画。なんだか観たくなり連続して二回見てしまった。二度目は会話を大事に噛み締めるように観た。黒澤清作品はスイートホームしか観たことなかったけど、この映画の空気感嫌いじゃないな…
>>続きを読む自分の中で期待を上げすぎたのか、テーマの割には単調で、あまり抑揚のない落ち着いた映画だった。
人間と霊の線引きが曖昧で、それを吉とするか凶とするか・・・。
深っちゃんの演技力でグッとくる場面もある…
”岸辺の旅”
三途の川の岸辺ってことでしょうか。
でも、生きてるか死んでるか、では無く、完全にあちらの方なワケで。
生と死が入り組んだ世界の人物も、入り組んだまま構成されてて、理解し難いのは許せます…
黒沢清監督の映画はいつも不穏な空気が流れてる。
全くホラー要素のない日常が舞台の「トウキョウソナタ」でも、終始不安な気持ちにさせられた。
彼の映画を観るとみんな目をそらしてるだけで、日常は常に死や不…
分類はホラー映画なのだろうが、幽霊のラブロマンスとでも言おうか。失踪して三年目に突然死者として現れる夫浅野忠信とその三年間すごした場所を巡る旅をする妻深津絵里の二人の物語。小松政夫がひとりで営む新聞…
>>続きを読む(C)「岸辺の旅」製作委員会