前半はまだリアリティがある色情狂の話だったけど、後半の展開はもはや性的ファンタジーすぎて逆に興ざめしてしまった。
セリグマンとジョーの関係はまさに、劇中セリフの「人間の本質は偽善、間違った者が言う正…
不感症となったジョーが次第に倒錯していく様を描いた後編。
これぞトリアーと言った展開が続く後編だが、それでもセックスシーンがどこか滑稽なのは前編と変わらない。その分、不感症・婚約・出産を経てより剥き…
vol.2では、どうなるものかとおもったが、やや尻つぼみ。SMに流れ着くジョーの性遍歴は腑におちる。そして、弟子の少女との同性愛シーンが、全編でもっとも官能的だったのは皮肉なものである。ラストのセリ…
>>続きを読む育児放棄で母親が責められるニュースを見た時、じゃあ父親はどこにいたの?っていつも思う。男ってご都合主義だよね、って映画。
理解はできる。
共感はできない、と言いたいんだけど、共感もできなくはない。…
精神的な不感症を抱え込み、性的快感を得られる人を探し次々と無為な行為を重ねてしまうのが「色情狂」だとして、一方でギャンブル依存や買い物依存などと同じく行動への依存として「性依存症」があるとして、両者…
>>続きを読むいつもハネケに嫌な思いをさせられ、女たるものしょうもない。と見せつけられ嫌いでしょうがない。けど、毎回映画館に行ってしまうわたしはそういう女です。
さて、1がコメディで今回はハネケが描きたかった女…
欲のある自分が恥ずかしい。
かなり洗練されていたはずの今でさえ、偽善者でしかなかった自分。
今の目標に対する希望があるとしたら死後の世界なのかもしれない。
目標がなくなった人間は、1度立ち止まって…
このレビューはネタバレを含みます
コミカルでバカバカしくて、でも深遠で哲学的。ふざけてるんだか真面目なんだか。面白いなぁ。
シャルロット、期待どおりやってくれました!
よくぞ、お芝居でここまでできるなー、と渾身の演技に感服。こんな…