木下恵介が監督、黒澤明がオリジナル脚本と言う奇跡のタッグを組んだ作品。
ひとつの家の中で、ひとりの女性の成長を描いた作品。
ブローカーの金子と妾のミドリは、お金を稼ぐ為、野村一家を家から追い出す…
これは隠れた傑作。
木下恵介x黒澤明という、今となっては夢のような組み合わせ。
稀代の若き才能がコラボしただけあって中身のある良い作品。
良いシーンも沢山あった。
特にラストシーンは素晴らしい。短的…
役者さんを見てると小津作品かと思った。心地良い白黒映画。
貧乏絵かき一家の2階に越してきた、煙草プカプカ、はすっぱお妾さん。人の良い一家に「お嬢さん、お嬢さん」と呼ばれ、触れ合う内に彼女の内面に変…
これは当たり!占領期の木下面白い。桂木洋子がサザエさんみたいな髪型してるけど、うたって踊るご機嫌なお嬢さんで良かった。占領期の木下は芸術家を新しい時代の象徴であり、善サイドの人間として表象するよね。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
こんなコラボがあったのか!
月の光
踊るシーン脱帽
若さへの眼差し
娘カップルの軽やかさが良い
待ち時間にキャッチボールて、、、
映像と心情の絡ませ方が絶妙で、全然知らない時代の人たちのことなのに…