ローマに消えた男に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『ローマに消えた男』に投稿された感想・評価

Nishiumi

Nishiumiの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

言葉少なく表情が乏しい政治家だが、静かな微笑みに不思議と惹かれていく。最後は兄でも弟でも、うまく進めてくれる予感がする。
birichina

birichinaの感想・評価

3.5

双子のうちのどちらなのか途中までは区別がついていたが、最後の数分すっかり置き去りにされた。どっちか見分けがつかなくしてしまうトニ・セルヴィッロの演技に脱帽! 
主人公が50歳という設定にはウソッ!と…

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原題「Viva la Libertà」「万歳自由」ですが、本来のVivaは「生きる」「生命」のようで「長生きする自由」の訳があてられてます。イタリア映画祭での邦題は「自由に乾杯」です。
この題名を日…

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イタリア統一選挙目前のある日、支持率が低迷しているイタリア最大の野党の党首が、突如として消えた

困った側近は、彼の双子の兄を替え玉に起用すると演説で大衆を魅力して、次第に支持率が上昇していく

ロ…

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crn

crnの感想・評価

3.5

躁と鬱に分かれた双子が入れ替わり、だんだん近づいていくように見せるという物語の筋以上に、それを成り立たせる周辺要素の重ね方が良かった。政治とアート、ローマとパリ、の対比は、魅せる画面を創りつつ、双子…

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まほに

まほにの感想・評価

3.4

政治家の窮地に双子の兄と入れ替わる
しっとりとしたユーモアはあれどなんとなく地味な作品かと思いきや最後に全てを持ってかれる
ゾクゾクするような含みのある終わりに考察が止まらない
帰って来た彼は一体ど…

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M

Mの感想・評価

3.7

序盤はゆったりした感じで始まり、中盤クスクスできる展開に。基本的にゆったりした会話劇なのでイマイチエンジンのかかりが遅いのがたまにキズだが、ラスト、あの最後のショットが本当に素晴らしい。
あの何とも…

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このレビューはネタバレを含みます

「修道士は沈黙する」のロベルト アンド監督の美意識と、柔らかな知性、そして、ほんの少しのスパイスのような風刺には感服するしかない。
時代の閉塞感の中、政治的に行き詰まった野党党首が失踪。困った腹心の…

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最高に面白くてぞくっとするラストシーン!
どう解釈したかを語り合うのもまた一興。

お互いが違う生き方をしていて、この年齢になってしっくりくるものを見つけた・自分の知らない自分に気づいたというような…

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よくある入れ替わりものだが、本物より偽物が良質という設定が妙なリアリティを生んで楽しかった。イタリアの極左政治家、人心掌握、全てにおいて参考になる。もちろん日本ではありえないが。

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