このレビューはネタバレを含みます
8年間歩き続けた男。
1915年第一次世界大戦中、オスマン帝国内に住むアルメニア人のナザレットは、突然家族と引き離され砂漠に強制連行される。そこで処刑されかけるも何とか生き延びた彼は、その後出会っ…
〖人間ドラマ:ドイツ・フランス・イタリア・ロシア・カナダ・ポーランド・トルコ合作〗
『愛より強く』『そして、私たちは愛に帰る』に続く「愛、死、悪に関する三部作」の第3作の最終作となり、1915年に起…
内容はとっても理不尽で悲しい物語でした。
冒頭からはあまり絵が変わらないので、進み具合が把握できませんでした。そして理由がよくわからないのに処刑してしまう、理解不能な場面で巻き戻ししたり結構観るのに…
序盤の処刑に至るまでのシーンや途中の女性と子供が集められた難民キャンプみたいなシーンは凄まじい。
その悲惨さを後世に伝える意義は確かにあると思うし、尊重したいんだけど、その後はなんというか、ぼんや…
『ソウル・キッチン』が良かったので同監督作を。全く違う作風だった。
アルメニア人のジェノサイドを知らなかったのだが、今作の中ではひとつのきっかけでしかなく、大半は父親が娘を探す話。ジェノサイドについ…
© Gordon Mühle/ bombero international