ロードムービーだった。
チャップリンの存在で笑いを取り戻し、涙する主人公。今までのものがどっと押し寄せて来た様に思えた。
そして娘の存在で生きる糧を得た彼は今までの理不尽な虐殺に対抗するかの様に分…
ナザレットは、善人でも悪人でも無く双子の子供を心から愛する父親。
彼の旅路は、善人や悪人。出会いと別れ。気の遠くなるような長い旅。
決してハッピーエンドではないけど、それもまた……まるで人生のようで…
このレビューはネタバレを含みます
映画の世界でもやはりジェノサイドといえばホロコーストが描かれる中で、この様な映画は様々な観点からも非常に貴重な作品だと思います。
幸せな家族が一変、絶望に突き落とされてしまう様は観ているが辛くなり…
ナチスが参考にしたというアルメニア大虐殺で生き別れた娘をひたすら探すまるで○○を訪ねて三千里。娘に会うため必死。この男が必ずしもいい人として描かれてないのも興味深い。ほぼ声なし演技のタハールラヒムも…
>>続きを読むアルメニア人大虐殺を描いた映画は初めて見た。こういった映画を見ると背景なども詳しく知りたくなるので、やはりコントロバーシャルと言えども、そういった題材を扱うのは必要なんだと思う。また、状況が変わって…
>>続きを読む© Gordon Mühle/ bombero international