2022年6月26日に鑑賞。
3時間半のあいだほとんど抑揚がなく物語が進行していくので、なかなかの忍耐を要する映画。ファスビンダーの作品を鑑賞するのは『マリア・ブラウンの結婚』以来2作品目。
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製作:1973年
監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(西独)
原作:ダニエル・F・ガロイ『模造世界』
前編 105分+後編 107分
で構成される長編SF
時は近未来
精巧なヴァーチャル…
R・W・ファスビンダーによる
70’s phirosophical fiction.
人間の実在性について。マトリックスやインセプションの先駆け、らしい。
グリグリと動き回るカメラ、
被写体との間…
鑑賞記録。
近未来SFであるが、少々既視感を覚える。
シニカルに現代社会構造に置き換えたとしても既知感すら覚える為、鑑賞時期を逸した感の有る作品である。
公開当初に観ておけば、目新しさがあったかと…
70年代のドイツ映画
3時間以上ものSF大作で気合を入れて鑑賞
VRがテーマなのもあり古臭さはそれ程感じなかったが、アングルや編集がやはり70年代
派手で分厚いメイクやファッションはレトロで可愛か…
1973年に製作された映画。
この頃には既に仮想空間をテーマにした映画ができ上がっていたことに驚きを感じる。知り過ぎると消されるというのも暗示めいており興味深い。そして、この映画の構成がすごかった。…
『あやつり糸の世界』('73西独)観た。長い、むずかしい、
未来シュミレーション研究所の博士の実験で仮面ライダーの被り物みたいな機械でバーチャル世界に行くんだけど、現実世界でも突然人が消えたりしてそ…
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