このレビューはネタバレを含みます
中盤から、計測器でわかるし、やってくる人の物々しさから、なんとなく察する。
実験って、それか。
最後、そうなるとは思わなかった…
確かにあった。
残酷。
セリフなしなのも知らなくて、
美しいだけ…
GYAOにて鑑賞。ここで初めて知った作品。
広大な自然と素朴な生活を美しく捉えているのでセリフがなくても微かな音声に身を委ねているのが心地よかった。生活のリアリティは薄めだったし、寓話的なお話なんだ…
セリフは一切無しの映画。良作。
ロシア語は聞けません。
映像と音と役者の表情で全てが成り立ってしまう映画。
広大な草原の美しさ、少女の美しさ、静寂…etc.
言葉がないからこそ、それらが際立つ…
ベージュの大地と青い空が広がる風景には、いつも風が吹いている。遠くを見つめる少女は何かを待っている。
だだっ広い地平線に、ぽつんとある丸。プロペラ、パン、太陽と月、井戸、双眼鏡とカメラのレンズ。軽飛…
舞台設定や時代が一切明かされないまま映画が進み、しかもセリフが一切ないという攻めた作りだけど、意外に音楽は情緒豊かで、歌詞こそないものの呻き声のようなボーカルも入ってた。
盛大な前振りからの一発ネタ…
以前一度観たとき、突然の終わり方に茫然としたので、どうしてこうなったか観直した。
伏線はいろいろあった。
トラックのたくさんの撤退。
父の放射能による死。
どこからか来た手紙。
主人公は知っていた…
このレビューはネタバレを含みます
ひと言もセリフがない。
だからこそ深く感じる。
どこまでも果てしない大地、
ささやかな日常、
淡い恋、
そして主人公のすべてが美しい。
一方でラストは予想がついていたので驚きはなく、
その描き方も…
©Igor Tolstunov’s Film Production Company