妻を通り魔に殺害された男、自分に関心のない夫と姑と暮らす女、親友に秘めた思いを持つ同性愛者の弁護士。絶望の底にいる3人が、僅かな希望の光を見つけるまでを描いた作品。
終盤までずっとしんどかった。
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橋口亮輔監督は、いつもこちらの胸の奥をえぐり出して、大切なものを再認識させてくれたり、深い感情をゆさぶってくれる。
いまの日本の映画システムでは稀有日本の近い存在であり、ずっと追いかけてしまう映画監…
待ちに待った期待作。主人公3人が無名な方々だからか、ドキュメンタリーを見ているようで、それぞれの苦悩が生々しく伝わってきた。左腕の無い先輩のあの主人公に対しての距離感、そしてご飯を食べながらの一言に…
>>続きを読む分かったようなことを書いちゃいそうだけど、たぶん僕は本当のところは分かっていないと思う。僕にとっては、そんな映画だった。
少しだけ、ほんの少しだけ隣にいる他人に寄り添えばいいはずなのに、そうじゃな…
取り急ぎ、スコアまで。長くなりそうなので、感想はブログに書こうと思います。
11/16追記
ブログにレビューをアップしました。長いので暇な人向けです笑。
http://cinemaguide.…
2015.11.14 テアトル新宿
例えばアツシと黒田が弁当を食うシーン、いかにも唐突かつ不器用なアツシへのズームアップ。不意に撮影現場でえらい瞬間が訪れてしまったがゆえの監督のうろたえと興奮が…
恋って結局は依存だけど何か虚しいな。ここまで美化することなく、しかも女の立ちションまで描いて、ことごとく理想を打ち砕こうとしてくる。外野からの冷ややかな嘲笑を集めたような、それでも何か一筋の光が見え…
>>続きを読む©松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ