このレビューはネタバレを含みます
映像とか演技とか荒削りなところも物申したいところもあったけど、それら全部含めて本当に良かった。言葉にし得ぬものだった。
何が良かったのかゆっくり考えた。
出てくる人物はみんなあまり美しくない。ア…
画面から目を背けたくなるほどに彼らの想いが丁寧に描かれていました。
でも彼らの抱えるものって誰だって持っているもので
この作品を映画の世界だからと突き放せないのはそこにあるのかな、と。
そして思っ…
食わず嫌いだった橋口作品。
ラストシーンが良い映画は良いよなー
ラストよかったです。りりーさんのシーンの、カメラワークも良かった。
でも、結構長く感じた、、。
すごい評判いいけど、なんでだろ。日本人…
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あんな境遇に立たされた主人公の感情とか、のうのうと人生を過ごしてる僕には到底理解できない。おそらく僕は奥さんの姉が言う離れていく側の人間なんだと思う。
そのような立場で聞いた四つ宮の「僕が傷つくか…
主人公たちに共感はすれども感情移入が出来ないところが良かった。
親身なふりして説教したりハッパをかける人よりも、この映画のように適当な感じで「なんとかなるよ」と声をかけてくれる人を大切にしなければ…
わたしなんてへなちょこだから、主人公3人の誰にも寄り添ってあげることなんてできない。あるいはその種の惹かれる要素は彼らのどこにもなかった。
なのに映し出されるシーンが胃に特攻してくる。自然と両膝が真…
おばさんが脇毛を剃る瞬間、その家の蛍光灯の紐の先にドコモダケのキーホルダーが付いていることなど、他人の見たくないところが多く出てくる。苦手と言えば苦手だけれど、そのギリギリのところを映像にすることが…
>>続きを読むひくほど嫌な現実の中で生にしがみつき続けた結果、不変と絶望のうちに僅かに生じた世界へのアプローチの変化(あるいは世界との関係性の変化)、それに希望を見出す映画。そんな荒々しい生の肯定に心がスカッとす…
>>続きを読む「恋人たち」
これは凄い映画だ。
幻想を描くものではなくあまりにも生々しいんだけど、「これが映画だ!」とも言わされてしまうような、見事な作品。
観ている最中は映画の中に引き込まれ過ぎたせい…
©松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ