このレビューはネタバレを含みます
11月28日、フォーラム仙台にて鑑賞。
11月29日、フォーラム仙台にて鑑賞。
せっかくの短帰省が『恋人たち』に奪われてしまった。
「今の日本人が観るべき映画だよ!これが日本映画の在り方なんだよ!…
今年最高。
やれることはやった。というような。渾身を感じる。
仕組みでも飽きさせず、緩急の嵐。これがいまの邦画だ。と思った。
外に出て、冷たい空気を吸ってもなかなか自分に、戻らない。この感覚が久しぶ…
「生きるのは辛い。でも生きていくしかない」系映画のマスターピースと呼べる一本でした。恋人たちというタイトルにもかかわらず、フツーのカップルは出てきません。登場人物たちは、恋人というより変人、と呼んだ…
>>続きを読むオムニバス形式の作品でしたが、完全にアツシに感情移入しながら鑑賞しました。
不満を言いながら部屋の中でゴミ袋を蹴っ飛ばす。幸いに彼ほど理不尽な境遇に陥ったことはありませんが、何度かはそう言った行動取…
本作の登場人物に共通することは「口下手」であることだ。
では、饒舌ではないかというと、そうではない。
彼や彼女らはとても饒舌に、一生懸命、誰かへのメッセージとして、自分の気持ちを「語る」。しかし、そ…
イケメンでもない、綺麗でもない、それでも彼らは美しかった。
知らない俳優さんばかりで、なんだか妙にリアルで、生々しくて、苦しかった。
愛しあえる喜び、死にたいという絶望、あきらめたときに見…
感情を揺さぶられるというのは、演者の演技だけではない。演技ではない、演者のありのままの姿に引き込まれているから。そして現実ではなく、スクリーンで観ているということに、ふとした瞬間に気づく。それが映画…
>>続きを読む©松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ