山の音のネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『山の音』に投稿されたネタバレ・内容・結末

男の幼稚で、他人を巻き込んだ身勝手が許された時代 と時代に結論づけたり、男が悪いこと気を取られて、あまり映画に目を向けられなかったかもと反省
幼稚で社会評価があった人は、人を見下す

これは大好きな成瀬映画の中でも特に好きな作品。これまで川端康成の小説を原作とした映画をいくつか観てきたが、ここまで小説の読了感と遜色ない感覚を観賞後に得る作品もなかなか稀有だろう。それほどまでに成瀬…

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最後の菊子の涙は本物か?

あらすじ
山村聡、長岡輝子夫婦と長男夫婦の上原謙、原節子夫婦が鎌倉の一軒家に同居。
上原謙は浮気をしていて、原節子には冷たい態度。
長女の中北千恵子が金子信夫と喧嘩して子ずれで出戻る。
原節子は妊娠…

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メモ

素晴らしい
無駄がなく
生きているものしかうつっていないような
淡々と冷酷で暖かい人の感情が行き来してる感じ。

どの登場人物にも無駄がなく引き立っていて、どんな人間なのか立ち振る舞いや身振…

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同じような題材を扱いながら小津と成瀬は表現するものが全く異なります。これを同型と見なすことはあまりに自らのフィルム的感性の枯渇を示していることとなるでしょう。彼らを分つのは「イメージ」に対する信頼性…

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戦後の鎌倉の雰囲気が味わえてそれだけでも楽しめた。
上原謙は最低の男だが、会社の女事務員、愛人の生き抜く力の逞しいこと。
原節子も最後はもう一度自分の人生を再構築しようとする前向きさも、原作とは違う…

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<老いを自覚する義父と薄幸の嫁、その深層の愛を描く>

老いを自覚し、ふと耳にした「山の音」を死期の告知と怖れながら、息子の嫁に自分と同種の孤独を感じ、淡い恋情を抱く主人公の信吾。
義父と嫁の間の深…

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小津でいう東京暮色的な。
東京暮色は小津作品として観てしまうと暗すぎるけど、誰が作ったか気にしなければ良い作品だと感じられたのだが、この作品も成瀬が作ったと思うとあまりピンとこない(原作があまり成瀬…

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尾形家では親夫婦と息子夫婦(子無し)の二世帯でひとつ屋根の下、生活している。

一家の長 信吾(山村聡)が序盤、頭を胴体から切り離して頭を医者に修繕させている間、胴体を休めたいと空想したり、"緒ずれ…

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