このレビューはネタバレを含みます
こんな面白い映画があってたまるか。たまに牛の個体が変わったり、スタントマンと役者の衣装が違ったりするけど、そんなことマジでどうでもよくなるくらい面白い。
ジェフは何の目的でウェスを応援するのか。こ…
ニコラス・レイの暫定ベスト。足を引き摺らせながら、風に吹かれ紙屑転がる競技場を立ち去るミッチャムの哀感。アメリカ映画らしく”家“を望むスーザン・ヘイワードの、カウボーイハットを叩き付ける、ゼッケンを…
>>続きを読む途中までは明らかにウェスのサクセスストーリーによって地獄への道が着々と舗装されてゆくのだが、マクラウドの人魚姫のごとき身投げが運命を転回させてしまった。
マクラウドというキャラクターが自覚的に世界…
ゴダールやヴェンダースが心酔した天才監督ニコラス・レイの隠れた傑作。命がけのロデオ大会をめぐる人間ドラマ。撮影は「上海特急」(1932)「スカーフェイス」(1932)などの名匠リー・ガームス。原題「…
>>続きを読むハスラー2のロデオ版。こっちの方が先。
ロデオって世界で一番狂ったスポーツなのが実感できる。
本作は、ロデオで賞金がどかっと入ってくる快感と、それをやっている最中のアドレナリンに段々と男たちが中毒…
【死に魅せられる男達🦬】
現代版西部劇で、主人公(ロバート・ミッチャム)が自らの死に場所を探すダンディズム、或いはロマンチシズムに溢れた名編。ニコラス・レイ作品にしてはそこまで暗くない印象。
山…
ロデオに表裏として付き纏う死の現実味が重い。古典的なモンタージュによる時間経過(大会名→躍動するアーサー・ケネディ→増えていく貯金額…の反復)が止んだ後、大会参加が日常と化したため妻が住居でラジオ実…
>>続きを読むスーザン・ヘイワード目当てで観てみたら、なかなか感動させてくれるニコラス・レイ監督作品🎥
往年のロデオ・チャンピオン=ジェフ・マクロード(ロバート・ミッチャム)は猛牛相手のロデオで怪我して、故郷に…