スペイン統治のペルーが舞台
ルノワール監督らしい絵画的かつ色彩豊かな画面、南米を思わせる素朴で温かみのある室内の雰囲気…とても斬新です。
イタリア旅芸人の一座の女優が、現地の男性3人と奔放な恋を繰…
時代設定も人間模様もキャラクターもとても苦手だったので全然入ってこなかったけど、構造が面白かったし、馬車がとても黄金だった。
レストア版だとだいぶ印象が違うっぽい(良い方に)ので、いつか機会があっ…
すごく緻密に構図が作られている。人物の配置や、後景まで、ひとつのショットに意味があるように組み立てられている。
その為奥行があるはずなのだが、平面的に見えるのは何故だろう。大きいセットになると平面的…
名作、的な立ち位置の映画なのですかね。
正直なところそこまで……という感じだったでしょうか。どうしても登場人物の多いお話だと、流れを見失いがちなんですよね。3又4又……みたいな話だと思うのですが。。…
大人サークルで鑑賞。これまでに観たジャン・ルノワール作品は全てモノクロで、カラーだったらさぞかし綺麗だろうなと思っていた。本作の色彩は期待を裏切らないものだった。
以下ネタバレ感想
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三宅唱がモガンボに言ってたことを思い出した。辺境の地での(くだらないと言ったらあれだけど)男女関係。
図式にすると面白いことが起きている。ゴールドしか価値のない場所でゴールドの馬車というゴールド界…
ジャン・ルノワールは3作目。『フレンチ・カンカン』の最後のような派手なシーンは流石に覚えているが、それ以外は程なくしてすぅーっと体から抜けていった記憶がある。本作も例に漏れずすぅーっと体から抜けてい…
>>続きを読む18世紀の南米スペイン植民地を舞台に、イタリアの仮面劇団が到着する。劇団のヒロインは、総督と恋に落ちるが、彼の権力と陰謀に巻き込まれていく。映画では、ヒロインが総督の贈り物である豪華な黄金の馬車をめ…
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