韓国版「楢山節考」かなと思って見てたら、やはりとんでもない劇薬だった。
母親の連れ子として継父の家にやってきてみれば、そこには極悪非道な十人兄弟がいて、恐ろしい目に逢わせてくれる。(しかも、以後三…
酷い飢餓の様子に私は二郎系ラーメンを食べて腹パンの状態で見たから背徳感が凄かった。
しかしこれだけの状況だと暴力が全てを支配しそうなものなのにしきたりを重んじてる死体を井戸に放り込んでダメにするのも…
あまり良いと思えない『下女』のラストとは違って今作の冒頭演出は邦画みもあり良いと思う
からの、漢字敷き詰めタイトルバックはかなりかっこいい、ハリウッド作で類似あった気がするが…
その後は例の引き延…
飢餓にあえぐ寒村を舞台に、その中で明日の食料を確保するため必死に生きる登場人物たちの生々しさは『楢山節考』より酷くて比類が無い。特に大人になっても結婚も出来ず、父親を邪険にし、義理の母とその連れ子で…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
村の作り込みやいきなりの十(一)人の子供たちに圧倒されつつ、馴染みのない風景でも最初から彼らの生活に共に堕ちていって感覚
因縁や因習の破壊、最後に赦しをこう義兄弟に対して迷いながらも確と斧を振りかざ…
起きてることも言ってることもひたすら酷い。
オープニングクレジットが若干イニャリトゥの「バードマン」っぽい。
初夜のシーン、強姦のシーンが立て続けにフィルム欠落というのになにか妙な事件性を感じて想い…