磯﨑憲一郎の小説みたいな時代を描いてた構成になっててすげーと思ったけど最後のパートでちょっと泣かせにきてて一気に白けた。やたらと十八番の発破が多くて嬉しい。映画における"その場"で音楽が鳴っていると…
>>続きを読むあらあら、どうしよう⁈ 「長江哀歌」同様全く期待していなかったのに、面白くて一気に観てしまった。
とにかく映像と音楽がいい。舞台が中国のシーンは赤が基調で、オーストラリアはブルーとイエロー。「Go …
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1999年の山西省・汾陽
教師タオは幼なじみの炭鉱労働者リャンズーと実業家ジンシェンから想いを寄せられていた
そんな中、彼女と距離を取るようジンシェンに告げられたリャンズーが汾陽を去り、…
“GO WEST”に始まり、“GO WEST”に終わる。
西欧社会への憧れと、中国人としてのアイデンティティに揺れる人々を描いているように感じる。
チャオ・タオのコントみたいなポニーテールの若作りと…
★★★liked it
『山河ノスタルジア』 ジャ・ジャンクー監督
Mountains May Depart
1999年&2014年&2025年
時代と共に変わりゆくもの
変わらぬ想い&失ったも…
映画が、時を超えても、そこにいる人間が時を超えることはない、地続きにただ、時が過ぎゆく。
恋が、年を超えることはあるけれど。
「あなたは、私にとって、彼にとって、誰なのですか」
という証明が、どうや…
急速に変わりゆく中国社会と揺れ動く時代に翻弄される人々。冒頭99年の中国ディスコシーンの、馴染みのない不思議な熱量を伴った空間に心を掴まれた。今まで幾度となく耳にしたGo Westが、この映画の最後…
>>続きを読む世界などに比べれば画的にも話的にも地味ではあるが、過去、現在、未来の3部構成で中国の近代化を一つの家族(一人っ子政策のため直線的)を軸に丁寧に描いている。未来編は地味に面白い展開。ジャジャンクーは劇…
>>続きを読む(c) Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano