評判に誘われて最終日に渋谷まで出掛けた。そんな人が多かったのか、かなりこみ混み合っていた。この劇場に最後に出かけたのは2005年だったけど、相変わらず映画館らしからぬ雰囲気のロビーだ。息が詰まる。
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中国の変わりゆく発展の陰でダムに埋もれていく町の哀切を謳った同監督の名作『長江哀歌』から時を経て、本作は(離婚した父親の)経済力を持って海外に居住した息子ダオラーがいつしか母国語も忘れ故郷に住む母親…
>>続きを読むタオと2人の男の三角関係から始まり…1999、2014、2025……と時代がうつり変わっていく。
あまり感情移入出来なかった作品だが、GO WESTに始まりGO WESTに終わるシーンが唐突過ぎて印…
ジャ・ジャンクー監督、2015年の作品。中国、フランス、日本の合作。原題は「山河故人/ Mountains May Depart」。1999年、山西省汾陽(フェンヤン)から、物語ははじまる。
中国語…
中国の巨匠 ジャ・ジャンクー監督作品
1人の女性と彼女に思いを寄せる2人の男の人生、時代に振り回され離れていても不変の母と子の強い愛を、1999年、2014年、2025年という3つの時代の変貌する…
序盤とラストのGO WESTで踊るシーンが印象的。大きく変わる社会のなかで幼馴染三人とその子供の人生、生活。
今の中国とその状況とはかなりちがうだろけど、まさにノスタルジア。静かに変わって終わってい…
やはりラストにカタルシスを感じます。
思わず身震いしてしまった程です。
『母なる証明』を想起する方も
多いのかと思います。
移りゆく中国を舞台にしているのは
ジャ・ジャンクー監督様の
一貫した作家性…
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