引退した作曲者、未だ現役を貫く映画監督。
親友の2人が滞在する施設を舞台に、晩年の、人生の締め方や生き方を描く。
挿入歌のセンスや映画全体の空気が「きっと ここが帰る場所」にそっくりだなと思ったら…
まず、カメラワークに☆!
パラグライダー越しに渓谷を俯瞰するシーンなんかはもちろん、冒頭マラドーナがプールから上がるシーンまでもが、鳥肌立つくらい滑らかで美しい
老いた瞳を通して見る、希望や欲望に…
タイトルとポスターから人生訓に絡めた音楽映画かと思ったら全然違った。
映像が美しくて小洒落てて、ははーん?これはシャレオツの皮を被った説教映画か?…いや何か違うぞおかしいぞ。おかしいぞっていうか可笑…
スイスのリゾートの美しいこと。
ポールダノが珍しい役どころだったところ。
すごくシュールで、どこまでマジでどこまでサーカズムでなにがオマージュなのかはっきり分かればもっと面白いのだろうと思うと悔しい…
水の映像が大好物なので、随所に登場する、美しい水の質感にやはりドキドキ。主人公の静かな、でも、いろいろな色をたたえた水面のような、なんともいえない瞳の表情も印象的で。あと、ルナ・ミヨヴィッチの、なん…
>>続きを読む芸術家や金持ち達が集うスイスリゾートホテルを舞台とした淡々とした映画。途中マラドーナの神技があったり、ミスユニバースの裸が拝める。最後の方には、ショッキングなシーンがあります。単調な映画なので覚悟が…
>>続きを読む前2作でも、結構はまってしまった、パオロ・ソレンティーノ監督最新作。今作のストーリーは、前2作より、わかりやすい。老人2人の人生賛歌で、この老人2人が、渋い。マイケル・ケインとハーヴェイ・カイテル、…
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