このレビューはネタバレを含みます
パナヒ監督がタクシードライバーに扮している。
車の中には小型カメラが取り付けられている。
運転席のパナヒ、助手席、後部座席が映る。
ドキュメンタリーと思いつつ見ていると
どうも違う。
イラ…
混ぜこぜの虚構と実像に対して、笑っていいのか、深刻な顔をしていればいいのか、判断を迷った。が、同時に、自分はふだん映画をとても受動的に見ているのでは?と思わされた。寓話のように時々神秘的で教訓めいて…
>>続きを読むもう少し予備知識を入れて行けばよかった
なかなか入り込めず退屈だった
でも監督が作品を通して訴えようとしていることは伝わってきた気がする
最後の乗客がすごく良い人だった
娯楽でもドキュメントでも都合…
この映画が映画表現の自由にかなりの制約がある状況下で製作されていることは分かりますが、その制約がどの程度であるのかについては事前知識があったほうが楽しめる作品じゃないかと思います。足りない知識は想像…
>>続きを読むジャファル・パナヒ監督はタクシー運転手に扮し、様々な乗客たちを乗せていく。乗客とのやりとりの中から、テヘランに生きる市井の人々の姿や現代のイラン社会が浮き上がってくる。カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの…
>>続きを読む足の怪我で観逃した作品が、なんとイオンシネマに!と言うわけで仕事帰りに観て来ました。
フェイク・ドキュメンタリー二層仕立て?
ほとんど名前しか知らない、イランという国を、98分で少しだけ理解出来まし…
「これは映画ではない」映画。
巧妙に作り込まれたフェイクドキュメンタリー。長年の迫害に対する監督の強いメッセージが込められている。登場人物たちの言葉が痛烈に批判し続ける。
パ…
タクシーの車載カメラとiPhoneのカメラのみで構成された,メタにメタを重ねた知的好奇心を擽る傑作。序盤、いかにもウソっぽい乗客の「語り」や「巻き込まれ」が続くが、観客がメタフィクションに慣れ切って…
>>続きを読む(C)2015 Jafar Panahi Productions