ヴィオレット ある作家の肖像に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ヴィオレット ある作家の肖像』に投稿された感想・評価

3.9

マルタン・プロヴォ監督作品鑑賞4本目。
『セラフィーヌの庭』は貧しい女性画家の伝記ドラマで大感動しましたが、こちらは女性作家ヴィオレット・ルデュック(1907-1972)の半生を丁寧に描いています。…

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情念の質量が圧倒的、執筆場面や滑稽なシーンで張詰めを極力下げているが、身震いが覆い被さってくるかの描写が多い。

文学に魅入られ飲み込まれて行く過程などの表現も多彩、物書の人やこの筋が好きな女性はか…

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3.5

女ジュネなどと言われたヴィオレット、ルデュックの伝記。
同性愛と盗みの小説「私生児」は、暗いものでした。
エマニュエル、ドヴォスがヒロインを熱演し、ボーヴォワーワール役のサンドリーヌ、キベルランが好…

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まだ女性の社会進出が道半ばの社会でボーヴォワールの支援により私生児として生まれた女性の社会における理不尽や困難を受けながらも力強く生きた彼女の筆圧を感じるような作品。
ムヴィオラ見放題パックで鑑賞。
kanko
3.8

ムヴィオラ見放題配信パックにて

見応えがあった。この作家のことは全く知らなかった。 彼女のストレートに感情をぶつけるところが中々最初しんどかったけれど中盤から結構引き付けられた。特に森に出かけてい…

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3.2
エマニュエルさんがカトリーヌドヌーヴさんにちょいちょいみえる。主人公の作家は虚無感の反教科書的なキャラクター。
kana
3.8

結婚は女を奴隷にする

死ぬのは怖いし
生きるのもつらい

同じ女性として、
彼女達のたくさんの言葉に共感し
グッとくるものがあった
つらい時に観るのもいいかもしれない

愛が深いゆえに苦しむ姿は…

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諒
3.4
作品を作り上げていく毎に心が壊れていっている。
それだけ作品にのめり込んで書き上げていってるのだろう。
ズタズタになっていく彼女がどんな作品を書き上げていくのかが気になって目が離せない。
ic
3.5

苦しい。孤独ということを全面に出す彼女の姿が返って周りを遠去ける。
でも彼女は黙ってられないくらいにストレートに欲求をぶつける。それは不器用と言えどどこか憧れを持つようにも感じられる。ヴォボワァール…

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このような作家がいたことを初めて知りました。
話はとても長いのですが、本のように章ごとに区切られているのでわかりやすかった。

エマニュエル・ドゥヴォスの存在感が何しろすごいです。彼女演じるヴィオレ…

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