すごく重く、どうしようなく重く、そして暗く、キツイ作品。最近の日本映画と言えばエンタメ性があって、笑い有り泣かせようも有りってのが多いが、そんなのとは一線を画す作品である。
平田オリザの15分ほどの…
完全なるディストピアなんだけど、十二分にあり得る未来ではあって。
全てが本物(CGがない)で出来ているSF作品だからこそ、妙にリアル。
原発どうこうはメッセージ性が強すぎて食傷気味だけど、日本人…
一応SFなのかな。日常から2、3センチ浮いた話というか。でも原発あったからリアルに感じてちょっと怖い。絵画みたいな綺麗さのある映画。後半になると、アンドロイドが人間にみえてきます。人間って定義は何な…
>>続きを読む静かに淡々と進んでいく。風の音がやけに響く。
恋人が序盤に言う、誰もいないのに街だけそのままでなんだかもったいない...そんなニュアンスのセリフに、ハッとした。目に見えない脅威を突きつけられた。生…
2015.12.1 @ 新宿武蔵野館
福島第一原発事故直後、テレビで観る記者会見では「ただちに健康被害はない」と言っていた。あれから4年が経ってあまりにも多い急死による訃報に、見ることが出来ない放…
主人公の、自然に寿命を任せた、安らぎへと向かうラスト展開は予想通りで、
生まれたままの姿で、周りの雑念もなく、自然に息絶えていく姿をアンドロイドのレオナと見守った感じでした。
前半からあくびが何回も…
「人間」という存在を意味付けたのも人間だから、意味付けしなければ、というよりそもそもただの容器のようなもので中身がみんなそれぞれ少しずつ違うだけなのだろう。みたいなことをぼんやり思った。こころとか魂…
>>続きを読む(C) 2015『さようなら』製作委員会