「終わりの物語」という表現がピッタリくるような映画だった。
映画の全編に「もう世界は終わってしまうのだ」という終末感が満ち満ちている。
それだけでなく、アンドロイド役に実際のアンドロイドを起用した…
親を見殺しにするような薄情な自分が、映画で見る孤独な死には物悲しさや哀れみを感じるのが可笑しい🙁
難民として訪れた外国人が知り合いも去っていき孤独に死んでいく。方やアンドロイドも主人を失って孤独を感…
このレビューはネタバレを含みます
近未来の日本。
大規模な原発火災の影響から日本本土での生存生活を断念した政府は、海外移住への手続きを進めていた。ただ移住する順位は政府により細かく決められ「正しき生活」を行ってきたものから優先となっ…
SFの部類になるのだろう。
この日本の地と状況のなかで、主人公が南アフリカ難民ターニャという設定だ。
難民として受け入れてくれる国が指定する人数が順次「順番」によって移民していく。
しかしそれは無作…
このレビューはネタバレを含みます
絶望と安堵が入り交じった不思議な余韻。ちょっと具合悪い。
こんな映画はなかなかない。
凄いな深田晃司監督。
眩しいよ。
人間が朽ちても自然は美しく、肉体は執着するに値しないと九相図をみせられた私は何…
原発事故で日本に人が住めなくなり、続々海外に避難していく、避難出来ず残されたターニャとアンドロイドは。。という物語。
ただそんな設定は実はどうでも良く、後半からは孤独と死をひたすら美しく描く。まさか…
度々闖入者を登場させる深田晃司監督だが、今回はアンドロイドが違和感なく画面に登場する。誰もいなくなった街に残る、ターニャとアンドロイドの長い時間経過は素晴らしい。死を待つターニャと命をもたないアンド…
>>続きを読む素敵な
国家,他们在守着故土等待死亡。什么人优先撤离,不知道,反正路上还有小孩还有老人;什么人最晚撤离,大概是,犯罪者无权者贫穷者,以及像塔尼亚这种原本就是难民逃亡到霓虹的人,身患重病又如何,精通法…
ブライアリー・ロングの肢体からたちのぼう妖悲しみ、孤独。
言葉を紡ぐほどに、心も、性も、未来さえも虚無に飲み込まれていく。
終わっていく世界で終わっていくいのちに向き合ういのちなきアンドロイドは、不…
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