このレビューはネタバレを含みます
人生とは他者だ。この一節の深み。
当たり前にいると思っていた人が突然亡くなってしまう。それによって人の人生は大きく変わってしまう。
幸夫は陽一らの家族と触れ合うことで自身を保っていた。単なる逃避…
泣きそうだなぁと思って観て、
全然泣かずに観れた。
大事な人の喪失。
経験があるからあれだけど、
こんなもんなのかなぁ?
自分の中での反省する点もあっただろうし。
あと他人の家族にあんなにズカズカ…
良かった。
幸夫は本当にひねくれた人間だけど、子どもと一緒にいる時は優しくてそこが救われた。
ひねくれてる部分がたくさんあったけど大人っていうのはこういう部分が出てきちゃうってことなんだなって思った…
当たり前に愛されていると思い自由に生きていたが実は愛されていなかったことを知ったときの落胆。ひとり取り残された時心のより所となる家族と彼らから受ける愛を見つけたときの嬉しさ、またそれを失ったときの喪…
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西川美和は現日本の状況の把握が上手いと思う。
つまり、納得のできる話の展開のできる監督だと思う。
それは全体のストーリー展開だけでなく 、むしろ場面の細部に見られる。
小説家という設定は一般的では無…
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浮気していた旦那が、妻をなくしてそれに向き合うまでのストーリー。
地味な映画だけどとても味わい深い。
もっくんの勝手さわがままさにイライラもあると思うが、妻の死後からの日常の感情の起伏がリアルに伝…
長い間 一緒に暮らしているとどうしてもその関係性に甘えてしまう。
本当に愛すべき相手こそ ちゃんと愛するのが難しいのかもしれない。
他愛もないような時間こそが人生の中で一番幸せな時なのだ。感謝しなく…
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好きな方は以下スルーしてください。
……以下、個人的感想。この映画好きな方はスルーしてください。……
出だしからとんでもない出来事が起こりこの先どうなるかとドキドキし始めたらどうにもなって行かな…
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