このレビューはネタバレを含みます
愛する人にフラれることと、レイプされて殺害されることを同義だと捉えてるところに、元旦那の愛憎の深さと異常性を感じる。
「君を失った気持ちはこのくらいだったんだ」っていう屈折したラブレターですね。それ…
精神分析学者の孫の絵のオマージュで始まる強烈な出だしから、ただの復讐劇的なミステリースリラーじゃない雰囲気を醸し出している。
主人公の現在の立ち位置、届く小説の主人公は誰を投影したものなのか?
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怖ろしく美しい悪夢のような子守歌。
アートディーラーとして成功を収めているが、夫とはうまくいっていないスーザン(エイミー・アダムス)。20年前に別れた夫エドワード(ジェイク・ギレンホール)…
短文感想 72点
20年前に別れた女に、倫理観を問う暴力的な内容の小説を送り込み、もう一度会おうとするお話。ジェイク・ギレンホールがその男と物語の中の夫の2役をこなし、それなりに工夫されて面白い。読…
オープニングにもなっている展覧会、あれだけでも実際あったら行ってみたいし、かなり集客が見込めそう、劇中の小説が実際あったら読んでみたい、これだけでも一つ映画が出来そう、というこの作品の重厚さ!!
観…
瞳が雄弁な俳優を中心に敷かれたこの布陣。たまらない。「過去」と「現在」と「劇中劇」が交錯して、元夫婦のエイミー・アダムスとジェイクがどういう人間なのかが徐々に見えてくる。彼らの印象は映画を観るたびに…
>>続きを読む©Universal Pictures Photo©Merrick Morton/Universal Pictures International