フィリップガレル、私にとって世界一居心地の良い映画体験を与えてくれる人。この映画の男女観というものはあまり好きな類ではないが、普遍的な愛を、どれもが愛の形であることを、映画として、違和感や、異物感を…
>>続きを読む簡潔に言えば夫婦が互いに不倫してる話。
この映画を観て何を感じるかっていうのも難しいところだが(際立つ男の身勝手さか?)。
彼らの感情の変化をしつこくない程度にナレで補完してくれるのがいい。なに…
このレビューはネタバレを含みます
男は浮気をする生き物だとか、本能には抗えないとかいうけれど、自分が同じことされたら狂っちゃうほど女々しい。それで最後は君しかいないとか言っちゃって。そんなことしてると女は些細な変化に気付いていつの間…
>>続きを読むラストの小さな輝きに賭けたような映画。
「不倫は文化」が頭をよぎる。と思ったら、ラストはボルヘス「裏切り者と英雄のテーマ」の香りがほんのりと。みんな好きやなぁ。
アスペクト比が変えられなくてずっと…
男女の恋と愛についての
教科書のような、
リアルな心情描写に拍手。
することと、されることは
当事者にとって全く違う。
ある意味当たり前の矛盾。
互いの間にできた、
ほんの少しの隙間を
埋めるこ…
『映画とは欲望が作る世界の視覚化である』
『軽蔑』でも引用された、アンドレ・バザンの言葉。
でも、現実はそうはいかないことをみんな分かっている。だからこそこの映画は切ない。ピエールが撮る映画の老…
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