教養系のおじさんが若い女の子にちやほやされるだけの話なので本当に気持ち悪かった。
間違った過去と正しい今、正しかった過去と間違った今。過去と今(未来)の関係性は不確定かつ偶発的なものだけど、それが…
このレビューはネタバレを含みます
映画監督の男が画家の女性に出会い、既婚者でありながら恋してしまうある1日を前半と後半で少しの展開の違いで別々の結果を辿るという映画。
出会って初めはすごく良い感じでそこからどんどん仲は悪化して別れ…
前半と後半で、全く同じシチュエーションで出会った男女が、重ねる会話により異なるエンディングを迎えるホン・サンス監督の革新的なラブストーリー。
「あの時は正しく 今は間違い」
「今は正しく あの時は間…
人生のボーナスタイム、極上の時間
ホンサンス監督の中で一番面白かった。贅沢な映画の使い方。
刹那的な愛(性欲?)すらも映画の反復によって肯定して、極上な時間に仕上げてしまえる凄さ。映画ってすごい
あ…
ホン・サンス、名前は知っているのに一本も観てなかった。なんで名前だけ知ってたのかもよく分からないけど。
そこまで過度な期待もせず、わりとニュートラルな心持ちで観られたと思うけど、俺は好きだったなー…
一旦会話が始まってしまえば延々とそのやり取りをワンカットで映し続けるこの拘り。限りなく素材のままの映像を観察者の様な気持ちで眺めていると、揺れ動く感情の機微を掬い取れる気がしてくる。男は好きになれな…
>>続きを読むホン・サンスは本当に反復と差異の映画作家だなと思う。『反=恋愛映画論』を読み返していたら児玉美月さんが「私にとってホン・サンスの映画が希少なのは、『正しい日 間違えた日』のような映画にとりわけそう感…
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