このレビューはネタバレを含みます
おもちゃのヨーヨーはくるくる回りながら、手から遠ざかって、糸の限界に来ると手へ戻ってくる。
道化師ヨーヨーの人生も、くるくる回ってどこかへ行ってしまいさうだったけれど、元に戻ってくるのであった。
…
インテリ喜劇で少し鼻につくが、道化師・サーカスから映画、テレビなどの見せ物の歴史を取り入れながら映画そのものがそれを演じて体現する。そして結構それについて冷めた目線というか、冷静に向き合っている感じ…
>>続きを読む一人の道化師の半生とフランス現代史、そして映画史が重ね合わされる。おそらく多くの人が感じることだろうが、ヨーヨーとは「映画」だろうな。それが重なるラストショットは、、、あーせつねー。
赤塚不二夫の…
大富豪の夢。
エテックスの幼少の頃から夢中だったサーカスのオマージュ、家族愛に溢れた作品。
世界恐慌で破産した大富豪は、サーカスで曲馬師をする女性と幼い息子と共に、地方巡業で暮らしを立てている。…
フランソワ・トリュフォーが絶賛していたことで知った、『ヨーヨー』。
卒論を書いたときにこの作品をトリュフォー経由で知り、ずっと観てみたいと思っていた。そんな思いのある作品を劇場で鑑賞できるなんて、感…
J.タチのアシスタントをしていた人で、共通するニュアンス。
だが、シーンをパッチワークのように繋いでリズムが慌ただしい印象。作品としての完成度はタチに及ばず。音への独特なこだわりはタチ譲りか。
と…
サラサラッと描かれたクラウンのパーツが動き出し、別のキャラクターに様変わり。幼いヨーヨーのつなぎ服が愛らしい。何にせよおしゃれな映像。
苦労なのに苦労していないようにみせるヨーヨーの人生。リアル象さ…
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