イメージフォーラムにて。
タイトルがもうネタになるでしょ。「かきこうじょう」かと思いきや「かきこうば」。
「気狂いピエロ」的間違って覚えちゃうタイトルシリーズ。
家で見たら絶対途中で気が散っちゃう…
想田和弘監督による
岡山県にある牡蠣工場のドキュメンタリー。
ここでどうでも良い個人情報。
僕は田舎から東京に上京して間もなく部活動のパトロン的おじさんにそこそこ高級なお店の生牡蠣をご馳走になり…
瀬戸内の穏やかな風景も、観ていてどこか居心地が悪い。突き詰めると少子高齢化問題ということになってしまうのだろうか。抱えている問題に対して答えが見出せないもどかしさと、なんでもないように見える長閑な雰…
>>続きを読む広島の牡蠣工場を観察するドキュメンタリー。
前半、海からざばーっと引き揚げた牡蠣の殻を回収して、作業場で殻をむかれていわゆる生ガキになるまでの作業をひたすら観る。古ぼけた作業台が、実は2重構造になっ…
瀬戸内海の美しい情景。労働力不足解消のため中国人青年二人を雇い入れる準備の様子。牡蠣養殖業の収穫以後の工程や家族の様子が良くわかる映像は良かったが、言葉の問題以外実際の困難な状況は始まらぬうちに終…
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事実は小説よりも奇なり、というけど、誰かの日常生活そのものを凝視するという体験はなかなか無いもの。
もちろん日常の中にだって、大なり小なり、思いもかけないような事件が起こる。そういうものもしっかり…
観察映画の第何弾、なんだっけ??
映画のテーマあるいはたんに題材としては「選挙」や「精神」のときほどのインパクトはないかもしれないが、カメラごとぐぐっと被写体に寄る姿勢はこれまで以上に過激。カメラの…
観察映画というらしい。でも、何の説明も無いと、観客はいろいろ誤解するんじゃないかな。映画として編集されている以上、事実とは違う物になっているだろうし、撮った時と上映されているときとのタイムラグが解釈…
>>続きを読む想田作品初鑑賞。
ドラマを誘導せず、監督本人の気づきが観客に伝わるように撮影のフォーカスポイントを決めていく。
本作も特にドラマチックなことは起きない。ただ、登場人物の性格や考え方が分かるような発言…
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