そこで暮らす人間たちと信頼関係を築くことで気さくな部分を引き出すことで起こる笑い。その一方で言葉や仕草や表情の端々から垣間見える彼らの覚悟や誇りや諦念や虚無も想田和弘は見逃さない。だからこそ観客も映…
>>続きを読む海に沈められた巻網を電動で引き上げ、上下に叩きつけて巻きついた大量の牡蠣をふるい落とす!青空をバックにその上下運動を追いかけるカメラワークの力強いこと。カメラに跳ねて飛び散る藻が、「プライベート・ラ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
上映後のトークショー付きで想田監督が松山に来られていました。想田監督の作品は以前から知っていたのですが観る機会が無く、今回松山に来られるという事で、仕事も早々に切り上げて行ってきました。 以下ネタば…
>>続きを読む時間がバラバラに構成されている部分はあんまりストレスがなかった。
そんな編集の仕方はドキュメンタリーの持ち味なのでしょうか。
登場人物がまるでフィクションみたいに出てきて、フィクションストーリーの…
中国から出稼ぎでやって来た2人の表情はずっと緊張していて、牡蠣を食べた時でさえ気を緩めたのかどうかは分からない。仲間と中国語で話している時、唯一こちらもリラックスできる。日本語もわからず、仕事も危険…
>>続きを読むくみこさんが出てきた時に「お!」と思ってしまった。
マーベルのクロスオーバーではないがちょっとそんな感覚になった。
しかしなんで2時間以上も見続けられるのだろうかと思ってしまう。
他人の家に入っ…
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「牡蠣工場」を鑑賞。
想田和弘監督の観察映画第6弾。
観察映画とは、ナレーション、テロップ、音楽なし、事前のリサーチをせずテーマも決めず、極力主観を排除して被写体を淡々と撮影し続けるというスタイル。…
最高に楽しいドキュメンタリー!140分の長尺があっという間。想田和弘監督の「観察映画」は字幕もナレーションも音楽も一切なしで好み。多分私はあらかじめ用意された可笑しみより自ら探しに行くのが好きな性質…
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