home - とは、自分を待つ誰かがいてくれる場所、なんですね、たとえ家がなくても。
待ち時間に観ました、『ブランカとギター弾き』。
子を持つ母としては、やっぱり辛い映画でございました、汗
世界…
銀座シネスイッチにて。イタリア資本、日本人監督の手によるフィリッピンを舞台にした作品には、お上品なマダムやカップルなど30名程度と客席は2割も埋まらない。都下単館。海外の映画賞を獲り文科省選定であっ…
>>続きを読む少女ブランカと、盲目のギター弾きピーター。
フィリピンのストリートチルドレンの生活、スリ、人身売買など御伽噺のようにシンプルに描くも少し類型的。
中盤は少し魔法(演出)不足に思えたけど、カラフルな街…
過酷な環境で生き抜くブランカとホームレスの子供たちが、それでも希望を失わずにたくましく生き抜く様に心をうたれる。生きることとは何なのか、お金持ちでいることが幸せなのか、答えのない問いに一つ答えるとす…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
痛々しいスラムの実態の中、逞しく瑞々しく生きるブランカと彼女に寄り添う神様みたいなピーター、まっすぐな好意を向けるセバスチャンが際立っていた。
盗みも裏切りも身売りも当たり前の街で、一筋の愛情を求…
生まれてきた子どもは、愛されることによって子どもになる。
様々な事情によって、路上で物乞いをしたりスリをしたりして生きる孤児たちは、それでも「かわいそう」という言葉が似合わないほどに強かである。狙…
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