劇中の嘘と、映画という嘘。
この2つの嘘を、静かに濃密に交差させたコンセプチュアル・アートといった作品であり、しかし、コンセプトがコンセプトのみに終わらず(コンセプト倒れせずに)、コンセプトを支え…
ストーリーの順序が行ったり来たりで戸惑ったけど、大まかな内容は理解できた。でも腑に落ちない。
カメラの構図が独特というか、あまり見た事ない撮り方をしているシーンが幾つかあって良かった。金網越しに撮…
ヌーヴォーロマンを代表する作家、アラン・ロブ=グリエの映画監督デビュー作。
休暇でイスタンブールを訪れた教師が、美しい女性と出会い、何度かが、ある日忽然として姿を消す。
🇹🇷🌷
初アラン・ロブ…
歴史的建造物の再建を繰り返すイスタンブールを舞台に、人工的に配置された人々の不穏な眼差しと女の顔のイメージの反復。ある地点ごとの断片化された記憶が、大胆に切り貼りされたコラージュのように無造作に積み…
>>続きを読むアラン・ロブ=グリエ監督作は「快楽の漸進的横滑り」を観て以来2作目です。
相変わらず難しくて頭を抱えました。笑
現実と虚構がないまぜになるような不可思議な映像はとても美しくて、途中から考えるのをやめ…
記憶も生死も超えて永遠に女を探し続ける男。『去年マリエンバートで』と同様に人が止まった空間が繰り返し映される。時間の流れなんてものはなくて過去、現在、未来が曖昧で一つの映画内で全てが同時に起こりえる…
>>続きを読む(c)1963 IMEC