このレビューはネタバレを含みます
20世紀初頭、ベル・エポック期のパリで、ロートレックが描き、リュミエール兄弟が撮影し、チョコレート菓子の広告にも起用された黒人芸人ショコラ。ブローデルやブリュデュー、さらにはトマ・ピケティなどが名…
>>続きを読むWW1以前のフランスが舞台の、黒人のボケと白人のツッコミのお笑いコンビの話。
少し話は逸れるけど、国民総幸福度指数が9割を超えていると一躍話題を呼んだ「幸せの国ブータン」が、その後の調査で指数が下…
アメブロを更新しました。 『【フランス映画祭】「ショコラ!」人種差別が色濃く残るフランスで認められたいと抗ったショコラ。』
⇒https://twitter.com/yukigame/status/…
フランス映画祭にて。
全体的に悲しい映画でした。オマールシーの生々しい演技。やるせない。
ショコラへの、というか、当時の黒人への差別が想像以上でつらかった。
ショコラは白人を、自分を変えようとした…
言霊ということばがあるように名前にも力が宿り意味が発生する
"カナンガ"という野蛮な人喰い族は
"ショコラ"になり人を笑わせる喜劇家になり
考え
本当の名前で俳優となり本当の自分を取り戻す
主演…
19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて実在したショコラと呼ばれた黒人道化師ラファエルの話。彼は白人道化師のジョルジュに誘われコンビを組む。彼らの芸は、大まかに言って、おどけた動きをしながらジョル…
>>続きを読む黒人差別の意識がまだ色濃く残っていた時代に道化師としてコンビを組んだ黒人のショコラと白人のフティット。1度は2人で大成功したもののその後関係に大きな溝ができてしまって、でもどんなにいがみ合っている…
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「黒人であること」は成功しても裕福になっても変えられないという意味でとても苦いショコラ。
オマールシーがハリウッド作品の方が向いてるという話から、オマールシー自身も同じ苦労を味わってると感じた。フラ…
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