キッチンという狭い空間で暴れまくるアケルマン。調理や食事や掃除といった行為のすべてが荒っぽい一方で、その行為に伴う音の扱いはこの上なく繊細。もちろん繊細な音だけでなくハミングの歌が暴力的に響き心胆を…
>>続きを読む一貫性のない行動に呆気にとられつつも、少しだけ共感できてしまうところもある。たしかに「気狂いピエロ」を彷彿とさせるラストの一発勝負映画だった。
内容よりなにより、この奇怪な作品をエマスリープやトー…
このレビューはネタバレを含みます
ゴダールの気狂いピエロに影響を受けて映画監督を志したシャンタル・アケルマンが卒業制作で撮った映画。
気狂いピエロをオマージュした短編で、突き抜ける初期衝動が痛快。映像は荒削りで、その強度はゴダールに…
キッチンっていう 女性にとって「こうあるべき」みたいな押し付けが1番表れがちな場所ですっちゃかめっちゃかやってるのが本当に良い
私も1人で暮らしててよくこんな感情になるときあるよ、何なら今そうだし…
12分でさくっと観られる短編をと視聴。
BGMは鼻歌で始まりご機嫌なスキャット、だがやってる事はめちゃめちゃ不穏な雰囲気。
目張りした時点で察した…
監督自身による主演、卒業制作作品だそうで。
個…
部屋の中に、キッチンに閉じ込められて、家事に拘束されるフラストレーションが沸々と湧いてきて、耐えられなくなって最後ドカーン、「気狂いピエロ」を観て作ったらしい(マリアブラウンも同じエンディングだった…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman