視線がグロ(グロと呼ぶのは失礼かもだが)に行くかエロに行くかで忙しい。
見たく無いものに蓋をしようとしている自分に対して、そうさせないように映像が訴えかけてきたようで面白かった。この手の実験映像はい…
はじめてVelvet Undergroundを聴いたときのような衝撃、といったら大袈裟かな。Beatles『Revolution 9』と同じくらい良い。海を越えてウォーホルやケネスアンガーと共鳴・共…
>>続きを読む「だったらなぜわざわざ個人映画とか実験映画とか言う必要があるのか、ただの映画でいいじゃないかと言う人がいます。ひと頃の学園祭や学生主催の映画講演会などで、私はよく口裏を合わせたようにそんな噛みつき方…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
松本俊夫 実験映像集 II - ①
ダブルスクリーンで映し出される映像
右目に花を付けた若者のゴーゴー
挿し込まれる横尾忠則などのアート
ベトナム反戦、学生運動
女性へと変身するゲイボーイの男の子…
3面マルチプロジェクションを前提とした作品であり、DVDに収録されている一画面にそれを圧縮した形式だと十分に作品意図を感じることはできていないという前提で。
1968年という混迷の時代を表現するた…