波のした、土のうえに投稿された感想・評価 - 3ページ目

『波のした、土のうえ』に投稿された感想・評価

千利休

千利休の感想・評価

4.2
小森はるかの作品の中でも自意識としての佐藤真を最も強く感じる
okawara

okawaraの感想・評価

4.1
被写体がナレーターを兼ね、撮影者とある種の共犯関係を結ぶことで、映画の恣意性を程よく排することに成功している。紛れもないドキュメンタリーだと、非常に感心した。
これが2014の時点、去年は10年の節目だったのに本当にこの国は総括できてるんだろうか。
15

15の感想・評価

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震災を経験した人たちの顔、生活、人生が現れてきて、数字でしかなかった死者が生きていた人間になる。その年、最初に見る映画を決めるのはなかなか難しいが、良き選択だった。
mare

mareの感想・評価

3.5

今こうしてあらためて目にしてみるとその光景に言葉を失ってしまう。ニュースで報じられる以上のことを知らなかったので、三者の生の声による切実な語りに在りし日の生活を思い浮かべる。巻き戻しの効かない時の無…

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シネマテーク・フランセーズのHENRIで鑑賞

「私の暮らした場所。思えば本当に小さな、数百メートル四方で収まってしまうような、その中で生きてきたんだ」というフレーズが切ない
あー

あーの感想・評価

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津波は街の時系列をも飲み込んだ
被災者は街を歩くだけで昔のことも新しいことも鮮明にランダムにフラッシュバックする
非被災者の自分にはニュースでは街の見た目の変容しか分からないし被災者の話を聞くことで…

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marzo

marzoの感想・評価

5.0
流されてしまった故郷を
昔々からある山を削った土で埋めるなんて
地元の方々が望んだ事なのだろうか?
いけ

いけの感想・評価

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『息の跡』で上空へとのびていったパイプと『波のした、土のうえ』で土砂を運搬するための地表に沿った白いベルトコンベアーが、映画的記憶の中で今作のごとくディゾルブされ、盛り土の上に墓標を立てる。
さっ

さっの感想・評価

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今まさに映写されている光景と、同時に聞こえる朗読によって観客各自が想像する過去の光景とがダブる。『二重のまち~』にも引き継がれる〈地層〉のテーマ。地面(土)を撮り、海は撮らない

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