【人生と家族の、絶妙な距離感を意識した秀作】
アカデミー脚本賞としてやっとこ。
主人公のリーを始め家族を失った者たちの物語。兄のジョーの病死と共に囚われていた過去にそれぞれ向き合っていくという。…
かつての自分、感情らしい感情、何もかも失われてしまったあとで、人間的感覚をなるべく鈍らせ価値の無い労働のルーティーンで日常をパスする他にどんな生き方が考えられるのか、とっくに死んでいるというのに?な…
>>続きを読むどうしようもない。
それを、
そのまま描いてる。
それが、素晴らしい。
ps.
起承転結とか、
構成とか、
要らないんだなぁ、と思う。
(もちろん、
ちゃんと、時系列の見せ方は、…
精神的にズンとくる映画。はじめ、リーは何て不器用な男なんだろうと思っていたけど、話が進むにつれて気持ちが理解でき、むしろ人間らしさを感じた。あそこまで追い込まれると、しかもマンチェスターという同じ土…
>>続きを読む便利屋の男性リーは、兄ジョーが倒れ、久しぶりに故郷の町マンチェスター・バイ・ザ・シーへ戻る。亡くなった兄は遺言で、15才の息子パトリックの後見人に、リーを指名していた。
人間ドラマの素晴らしい作品…
いやぁ重たい…
便利屋をやってる主人公リー。
離れた土地に住む兄が急死して、甥の面倒を見る事になるのだが、過去にあったあるショッキングな出来事を乗り越えられていないリーは苦悩する…
凄いリアルな…
おなかがすいて喉がかわいて、眠たくなって、触れていたくなった。たぶんこの映画を観終わったときわたしは、瞬間的に生きようって思っていた。いつもぼんやり決めてる生きるってことが、突然ぼんやりとじゃ決めら…
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