1974年の作品なのに、観た事もない度肝を抜かれる映像の数々。難解なシーンも多々ありますが、シーンの1コマ1コマが面白すぎて解釈しようとする気にもなりませんでした。
ラストの「私」の語りには鳥肌が立…
ストーリー自体は解りにくい訳ではなかった。
常に前衛的な映像が細かく美しい。
日本に生まれたことをとても嬉しく思えた。
寺山修司の戯曲集読んでもこれを観ても自分自身含め未だに彼に追いつけないもどかし…
寺山修司。云わずもがなの世界観でした。不気味で前衛的で目が離せない。
不可解な象徴たちの組み合わせ。川からお雛様が流れてくるとか、畳の下を開けると死の国とか、田んぼの中で人が入るほど巨大なマッチ箱…
京都はここ3日地蔵盆。その催しはなかなか不思議な光景です。赤い段々にお菓子や提灯。お坊さんの読経に鐘の音。そこから流れてくるお線香の匂いとか、結構寺山修司的なんですよね。普段と違う空気に生まれる、異…
>>続きを読む言い過ぎかもしれませんが、フェリーニにも近い『映画哲学』のようなものを感じますね。独特のオカルト的な世界観も、作り物の『映画世界』と上手く絡めることで、現実的な世界に観せているところが好きです。おか…
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