このレビューはネタバレを含みます
『罪』は人の数だけあって「当事者」の価値観によってその重さは変わり、『罰』はそれに対して『適当』に人が感情で決めてしまうもの。だけど人はその罰を罪と同等のものだと信じようとする…という物語であるよう…
>>続きを読む 利雄(古舘寛治)と章江(筒井真理子)の夫婦に前に現れた、八坂草太郎(浅野忠信)という男によって、過去の 罪と業があぶりだされ、それが未来まで繋がっていく、と行った所か。
最初から、不穏な空気…
謎が多くて一回観ただけでは理解しきれなかった。それぞれの影や闇が徐々にあらわになるものの、どこに向かっていくのか何を伝えたかったのか…
オルガンの明るい曲に空しさを感じ、この物語の重さが引き立ってい…
落ち着いたトーンの描写なのに、終始気味の悪さとハラハラ感が漂ってくる。
仲野太賀の違和感なくストーリーに生きてくる感じがすごいいいなー、めちゃくちゃ素敵な助演。
淡々としたストーリー展開と、細かな…
「あの男が現れるまで、私たちは家族だった」
このキャッチコピーはやや皮肉が過ぎるような気がします。
本作は「家族」というコミュニティの危うさ、脆さを描いた作品であり、作品の中では、突如現れた八坂…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS