余計な説明が排除されてて雰囲気だけで伝わってくる演出・構成が素晴らしい。そういったつくりだからこそ、不条理さが増してラストに何とも言えない余韻が残る。謎は残るしもやもやするけど、この映画はそれがうま…
>>続きを読む前情報を入れずに観賞したので、面白かったです。展開が面白いので、情報なしで正解でした。内容は、暗いのでそこは覚悟して観る必要はあります。鬱映画かな?
下町で小さな金属加工工場を営み暮らしていた夫婦と…
鈴岡一家の元に住み込みで働くことになった八坂という男。
この男は元犯罪者であり、夫の利雄はそのことに加担してていたため、同居を受け入れることに。
ラストを見ればぐったりとなりそうな映画。
とにかく…
兆しが反復され姿を見せるけど、あとは想像に委ねられている。白い布に垣間見える男。グレイ監督『リトル・オデッサ』における不穏のミザンセーヌ!信仰には猿型(親〈信仰〉にしがみつく【能動】)と猫型(親に首…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
『罪』は人の数だけあって「当事者」の価値観によってその重さは変わり、『罰』はそれに対して『適当』に人が感情で決めてしまうもの。だけど人はその罰を罪と同等のものだと信じようとする…という物語であるよう…
>>続きを読む(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS