郊外で小さな工場を営み、10歳の娘と共に平穏な日々を送る鈴岡家に最近まで服役していた八坂という男が現れたことで、家族が抱えてきた秘密があぶり出されていくという、日本発🇯🇵のヒューマンホラー。
"下…
ぼんやりと始まって、ちょっとずつどんな家族か、工場で働く労働者の犯罪、母親との出来事、父親の過去が明らかになってくるから、目が離せない映画だった。犯罪者の息子、父親、母親、みんな罪悪感を抱いて、最後…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
太賀目当てで鑑賞したら想像以上に凄まじい内容で、衝撃とショックでずんと心がやられてしまった。日本映画というより韓国映画っぽいと思った。苦しかった。
終始じっとりとした空気感を纏っていて、この物語は…
8年前と後で、食卓、服装、メイクなどの変容が見事に表現されていて、こういう美術や演出は見ているだけで引き込まれる。
特に筒井真理子の8年前は引き込まれるような色気がムンムンに出ていたが、8年後はダー…
まるで韓国映画のような乾いた空気感と鬱々とした展開。
前半のある事件のあとに再登場する“あの子”を目撃した瞬間、いろいろと覚悟を決めなければならなかった。
「えらいもん見てしまった」「こういう映画だ…
前半は、傑作の雰囲気満載でかなり期待していました。
後半の重大要素が娘の件なのが、傑作になり得なかった最大の要因のような気がします。
あの要素を選択したのならば、何故そうなったのかもう一度登場すべし…
何気ない日常は実は淵の上でちょっと押すだけで
落っこちてしまう
その淵からあっという間に落ちてしまう中盤以降の
張り詰める緊張感はこの映画にだけある感覚
浅野忠信のサイコパスでも怪物でもない存在も
…
「気やすく言うなよ。死ぬ気もないのに。」
ありふれた家族の前に突如現れた男。この男のせいで、少しずつ暮らしが壊れていく話。
浅野忠信さんの狂気。一見小ぎれいで背筋もワイシャツもピンとのびて好印象?…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS