製作された1986年のギリシャは、150年続いた王政に幕を閉じ、軍国独裁政権の時代も乗り越えて、今の共和制で落ち着いた頃。
それまでのモヤモヤを晴らす勢いで高度経済成長期を迎えた。そこから来る豊かさ…
はじまりの画がすばらしい 赤い花が入った花瓶が倒れ、白いテーブルには誰もいない、雨がしとしとと降る中で老人と子どもがひそひそと蜂の話をする そのさみしさとあたたかさ 墓石たる蜂箱たち
テオ・アンゲ…
アンゲロプロス版ミツバチのささやき?とか思いながら観てたら最後に映画館出てきて笑った
移動養蜂という営みから想起されていく、"魂の定住先"のような話 教師の職を辞し(定住を辞め)、移動養蜂を開始す…
長回しの中で決定的で衝撃的なことはほぼ起こらないがゆっくりと人の内面の流れが確かに画面に記録されてる。このやりすぎない長回しにこそ良さが出てると思う。
人が画面に現れ消える、または突然に現れることの…
アンゲロプロスの中ではロードームービー寄りで観やすい作品。
『蜂のように、花を探して彷徨う男。だけどもう、どこにも蜜は残っていなかった。』
若さ、愛、言葉、風景、どれももう戻ってこない。
でも、人は…
なんかつまんなそうだから唯一みてなかった有名なアンゲロプロス作品かもしれない
レンタル本数の都合上数合わせでみた
そしたら珍しくエッチなシーンがある作品だった
あと軽薄なロック音楽が流れるのも唯一な…