社会保障制度を題材にしている作品。
主人公はタイトルにもなっている、ダニエル・ブレイク。心臓病を患い、医者に仕事を控えるように言われるが、そうすると収入がない。色んな社会保障も手続きにも苦労して…
勝手にポジティブな気持ちになる系かと思ってたからすごくずっしりきた…これに近いことはよく分かるから余計に。世の中どうなってるのって思っちゃうようなことが普通に通ってるよなぁ。容赦なく尊厳を根こそぎ奪…
>>続きを読む貧困を切り捨てる社会構造への強い批判と、その社会を運営する人間の品位の低さへの苦言。
経済的な貧しさは、心や人生の豊かさと比例しないという強いメッセージ。
人間としてどう生きるかを考える機会になる一…
貧困問題や社会的弱者をテーマとし、
助け合う人々を描いたヒューマンドラマ。
この映画で描かれている問題は、
日本でも同じことが言える。
そんな少し重たいテーマを
温かくユーモアに、メッセージ込…
ごく普通の善良な一市民を排除していく、社会福祉制度。あからさまな“悪意“が現前化しない分だけ理不尽だという思いが募る。劇中で直接言及されているわけではないが、「新自由主義」、「自己責任」という(大嫌…
>>続きを読む心臓病を患って医師から働くことを止められた頑固者の元大工。収入のあてもなく役所に支援を申し出たのだったが。徹底した行政のスリム化がもたらしたものとは。非人間的な社会制度に蔑ろにされる市井の人々の姿を…
>>続きを読むイギリスってこんなに貧しい国なんだっけ?!と思い、自分が最近見たイギリスを思い出すと、セックスエデュケーションやクラウン、ダイアナ、エリザベス、シャーロックホームズなど、華やかなところに目が行きがち…
>>続きを読む© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016