ハクソー・リッジの作品情報・感想・評価 - 575ページ目

ハクソー・リッジ2016年製作の映画)

Hacksaw Ridge

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:139分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「ハクソー・リッジ」に投稿された感想・評価

パンダ

パンダの感想・評価

4.2
軍事訓練所や戦いの場面はとても悲惨で、これが戦争というものなのかと思い知らされました。
この中にあって、主人公の銃を持たない信念とは?と思いながら観ていると、映画後半の彼一人で、仲間を次々救護する様、自分自身も死と直面しているなかでの救助は、本当に心打たれました。
幼少期、青年期に味わった、武器を持って人を傷つけた時の心の傷みを誰よりも知ってる彼だからこそ、信念を貫ぬき通せたと思うし、神様に守られたと思います。
kamakurah

kamakurahの感想・評価

4.0
序盤、人道的な展開に納得していたのもつかの間、沖縄戦が舞台と分かって後はずっと苦しいままで、戦闘シーンは観ながら慄えてた。単純素朴に美談とは受け止められない作品。こんなことが二度とはあってはならないと強い決意で積み重ねてきた70年だったのではなかったか。共謀罪、成立の日の試写会に観終わってもまるで冷静にはなれない。あまりに重すぎる一本。

#ハクソー・リッジ
Marujun

Marujunの感想・評価

4.2
久々に大作みた!何も知らずに試写会行ったら沖縄戦の映画でびっくりした。アカデミー賞録音賞なだけあって、劇場での沖縄戦の臨場感が凄かった…そして、自分も行ったことあるすごい激戦の地、ハクソーリッジ。アメリカ軍もここを落とすのに相当苦労した事実が忠実に描かれている。そして、日本の一等兵が他の日本兵や市民を裏切って自戒するシーンがあったのも、アメリカ映画な中で日本人のイメージを作り上げるのに役立っている。事実だけど。主人公が衛生兵として、銃をもたず殺さずに助けるというストーリーも感動的。ただ、この映画では、敬虔なキリスト信者の彼の信仰に基づいてこの考えがうまれると言う印象を与えるけど、現実の世界では、そうじゃないと思うよ。
naka

nakaの感想・評価

5.0
現時点で2017年に観た映画の中でベストワン。自分の中では、『マッドマックス 怒りのデスロード』を観た時と同じぐらいの衝撃を受けた。でも、この映画は戦争映画ではなくて、信仰についての映画だ。地獄(戦場)に行っても、神(信念)を信ずる(貫き通す)ことができるかというのがテーマだ。
YOP

YOPの感想・評価

3.2
戦争映画に違いないんだけど、デズモンド・ドスという人を丁寧に描いた作品だと思う。

"汝殺めることなかれ"
銃を持つことを拒否し、丸腰で戦場に立つ怖さは尋常ではないと思う。どれだけの信念があっても私は銃を持つ選択をしてしまうのではないだろうか…それくらい戦争というのは過酷なものだよ…

命がいくつあっても足りない戦場で、たくさんの命を救ったドスは誰よりも命の重さを知っていたのだと思う。

弱さは強さ。
ハクソーリッジ。

あらすじを見る限りは、すごいヒーローだなあ。って思って興味はあるものの、戦争ものだから見てられるのかと心配でした。
コメディな内容もありつつ、後半は戦い。
戦争の怖さを痛感したし、衛生兵って本当のヒーローかもしれない。
ドスのかっこよさがすごく伝わった。

気づいたら後半ずっと泣いてた。
戦いの恐怖と勇敢な兵士の姿に。

言葉に表せないかっこよさがあるの。
来週から公開です。
是非見てください。
tkred2046

tkred2046の感想・評価

4.7
日米が戦時中、沖縄の難攻不落のハクソー・リッジで主人公が起こした奇跡の実話。
自分の信じる神の教えどおり、軍事訓練でも銃を持たない事で軍内で孤立し、激しいイジメや暴力を受けどんなに苦しい立場に置かれても「殺さずに助ける」という自分の信念を貫き、戦地の最前線で銃を持たずに闘い抜いた主人公の姿に感動した。
従来の戦争映画とは一線を画していました。
”汝殺すことなかれ”を心に刻んだアンドリューガーフィールド演じるドスの救出劇。
陸軍として闘うことを選ばず、銃を持つことをせず、前線にて助けることだけを選び、決して人を殺めなかったドスは戦争の見る目を変えました。
舞台となったハクソーリッジは沖縄にあり日本兵との闘いを描いたものなのですが、アメリカ映画なので、どうしてもアメリカ側に情が移ってしまいます。ただ日本人としてみると複雑になる気持ちは分かるのですが(従来の戦争映画だったら)、ただこの映画だけは複雑な気持ちを感じずに観れました。映像も凄く、本当の戦争がどんなものなのかは分かりませんが、そんな僕でもリアルさだけは感じれました。現代の軽い言葉で表すと非常に生々しくグロいです。
そして音も凄かったです。さすがアカデミー賞録音と編集に輝いただけあります。
この映画の監督を務めたメルギブソンは素晴らしい作品を作ったと思います。
Natsu

Natsuの感想・評価

3.7
自分が日本人でなかったとしたなら、評価は変わっていただろう。一切触れられることのない沖縄への想像力が、邪魔だとは思わないし、なくしてはいけない。
とはいえ、メル・ギブソンの当事者的戦争観が、デズモンド・ドスという1人の英雄を効果的に描いているという点において、鑑賞の価値はあった。「良心的兵役拒否者(Conscientious objector)」という馴染みのない言葉も、こんな戦争もあったのかと身をもって体験することができたのだから。
『プライベート・ライアン』に匹敵する戦場描写の惨さと、オスカー受賞の圧巻の音響は確かに心に焼きついた。録音はAbbey Road Studios。
メルギブが描く沖縄決戦はどうあがいても絶望。その中で信念を貫く主人公こそが唯一の希望であり、観客の胸を熱くさせる。『フルメタル・ジャケット』を彷彿させる前半が楽しいだけに、後半は完全にホラー。切腹シーンは岡本喜八へのオマージュとみた。