ベロニカとの記憶に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ベロニカとの記憶』に投稿された感想・評価

5.0
人は人生を語る時 過去を装飾し都合よく編集する 長生きすれば異を唱える証人も減る それは事実と言うより"物語"だ 自分を納得させる為に書き換えられた物語
lamphu
5.0

ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』の映画版。原作に劣らず、愛と死、翻っては生について、サスペンスフルに問いかけてくる。
原作はついついノートに書き留めたくなる引用の宝庫だ。映画版もそれらを忠実に拾…

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Koma
4.2

賛否両論ある作品のようですが、ミステリ好きのオラとしては、充分楽しむことができましたし、いろんな思考をさせられたことに満足だったみたいです🧠😄
鑑賞してよかった❗️

小説の実写化みたいなのですか、…

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記憶とはかくも曖昧なものかと改めて思う。遺品の受け取り問題から始まったトニーの青春時代の回想は、予想を超えた事実を彼にもたらす。鈍い痛みを抱えつつ、自分を変えようと前へ踏み出す姿が良かった。

この物語には、(若さと老いのどちらにも共通する)男の鈍感で無神経で無恥な面が描かれている、

主人公トニーは若いときに、友人エイドリアンに“愛情のもつれ”から「忌まわしい手紙」を送ったことがある。

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y
4.3

驚きと慰めのある良い映画でした。終わった後もじんわりと温かい余韻が続きました。
最後の手紙の文章も好き。

私の人生に起きた出来事。その幅の狭さ。
私は失うことも得ることもせず
それを自己防衛と呼ん…

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初老の男性に、弁護士から、大学時代のガールフレンドの母親からの遺産相続の連絡が届く。
正直に言うと、彼女とも言えなかった人の母からなので、今頃なぜ?と、弁護士事務所に問合せると、その遺産というのは、…

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4.5

【“終わりの感覚”を肯定する】

とてもよかった。心にぴったりフィットしました。が、原作既読者としての感想です。

原作小説は、ブンガク特有の勿体ぶり遠回しにイラついたが、ここまでポイント抑え刈込脚…

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A
4.1

ザ英国という感じでスローに展開していくのが地味にワクワクする!知っている俳優さん達が次から次へと出てくるのも嬉しい。ニック・ムハンメドがポストマンなんて最高。ビリー・ホール/ジム・ブロードベントのト…

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Machy
4.3

年配の方が昔懐かしい恋人と出会って、再会の時を楽しむ…、なんて生温い話ではなく色々と絡み合っていたりしたのと、話に入り込む前は、イギリスの暮らしが観られてとても面白かったです。
ドロドロしそうで何故…

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