影の軍団 服部半蔵の作品情報・感想・評価

「影の軍団 服部半蔵」に投稿された感想・評価

三代将軍・家光が死に、幼君・家綱の治世になろうという折、この期に乗じて天下を取らんと画策する老中・松平伊豆守信綱と、家綱を奉じて徳川幕府の安定を図る保科正之との激しい対立の影で、伊豆守側につく甲賀衆と保科側につく伊賀者との壮絶な戦いが繰り広げられるって話☆

同時期に放送されていたTVドラマ「服部半蔵 影の軍団」とは、設定・キャストは共通する部分もあるが、全く別物。

伊賀と甲賀の対立が大きな話の柱にあるのは同じだが、こちらは服部半蔵が二人いることに驚き!
上の服部半蔵(=西郷輝彦)と下の服部半蔵(=渡瀬恒彦)がおり、先代・半蔵(=藤田まこと)が幕府より切腹を命じられ、服部家も改易させられたため、上の半蔵一派は細々と暮らし、下の半蔵一派は盗人稼業で生計を立てている状態。

そんな際に徳川の御家騒動が勃発したものだから、保科側に協力して御家再興を画策する″上の″と、強盗計画を甲賀衆に阻まれて恨みを持つ″下の″のそれぞれの思惑が交錯し、この騒動に大きく関わっていくことになる。

甲賀衆をまとめる頭領は怪人・甲賀四郎兵衛(=緒形拳)、忍術・催眠術・妖術を駆使して伊賀者に襲い掛かります!
全身黒塗り姿で火を吹きながら襲い来る四郎兵衛の登場シーンで、
「うほっ!これは山田風太郎チックな世界観かな?」
と思って観ていたら突然アメフトのようなアクションが始まり度肝を抜かれましたが、甲賀くノ一(=森下愛子)が″下の″に捕まって強姦されるシーンでガッツリとオパーイを披露していただけ、更に度肝を抜かれました!!
脱いでたんですね、森下さん・・・素晴らしかったです、観てヨカッタ☆

性格の真逆の二人の服部半蔵が存在するというトンデモ設定を面白いと思えればこっちのもの、時代劇エンターテイメントとして楽しめる一本(* ̄ー ̄)☆
緒形拳はボスキャラとして凄い貫禄があつた。森下愛子は美しかった。物語の話がちょっと・・・。
krishna

krishnaの感想・評価

2.9
コメディだったのか。そう観たたら面白かったのかも。千葉ちゃんを期待してたから裏切られた感が凄い。

設定は面白いんだが、場面場面がちゃちい。人物が深くなく、人間関係が唐突過ぎるから台詞が嘘くさい。軽い。オールキャストで真面目にやってるのに凄い軽い。

全身黒塗りの火を噴く緒形拳。
アメフトのフォーメーションで攻撃する忍者。
描ききれてない上の半蔵こと西郷輝彦。カッコつけてたくせに最後に呆気なくやられるだけ。
勿体つけて次のシーンで呆気なく殺される半蔵の妹。
簡単に忍び込んで知恵伊豆こと成田三樹夫を殺すことが出来る江戸城、更に無傷で脱出可能。
橋の上でのラストシーンは秀逸。

端役と言う意味ではなく、出ているシーンを全カットしても作品に影響しない役の森下愛子がハッとするぐらい綺麗だった。

もう、オールキャストで何が何だかって感じだった。
初)ハチャメチャな服部半蔵物。工藤監督、東映作品とくればどんなエンタテイメント忍者物と期待したけどこれはちょっとやり過ぎ…娯楽が過ぎるね、集団時代劇が得意な監督だけにその点は押さえてるけど狙いすぎの演出が多いなぁ~森下サンの可愛らしさと脱ぎっぷりだけ残った感じ…
これは凄い映画です。忍者とフットボールの融合という破天荒な設定でありながら俳優陣はオールスターキャスト!
服部半蔵が終始甲賀忍者に押されっぱなしでTVシリーズの「服部半蔵 影の軍団」みたいのを期待すると酷くガッカリする。この映画の売りである『2人の服部半蔵』は描き切れておらず、『アメフトを取り入れたアクション』は、もろアメフトなので斬新すぎて萎える。そんなことしなくても忍者アクションは面白くできると思うんだけどねぇ~
監督は集団時代劇の名手・工藤栄一だが、『大殺陣』なんかとは対極に位置する作品になっている。
開始早々、火を噴く黒塗りの化物が登場したかと思えば、いきなり脱皮して中から緒形拳が出てきた所で「ヤバいな」と思った。こんな爆笑シーンを記憶していなかったとは。
その後、伊賀忍者と甲賀忍者が地中からズボズボと出てきてアメフトのような甲冑でぶつかり合いだした辺りから真面目に観るのを辞めたせいか、徐々にダレてきた。

そもそも、半蔵が2人いるという設定は何か意味があるのだろうか。
渡瀬恒彦と西郷輝彦の立ち位置や手段があまり違わないのでさほど対比になっていないし、最終的に仲違いする訳でもないので、最期までお互い「仲間の1人」程度の存在に収束していた。
もうちょっと、光と影ならではの対立構造とか屈折した友情なんかがあれば燃えるのに。
終盤の大決戦も、全員黒ずくめ過ぎて誰が誰だかわからない内に西郷輝彦が死んで決着がついていた。

映画自体はちょっと完成度低目なアクション時代劇だったが、渡瀬恒彦の描き方は格好良かった。
基本的には粗暴な無頼だけど気さくな兄ちゃんっぽい面もある頼れるリーダー、というキャラクターは、渡瀬恒彦の特性にバッチリハマっている。
その一方で、敵の娘であり妹の仇でもある森下愛子をワイルドに犯してしまうダークヒーロー性も発揮。
(光と闇の工藤栄一演出だが、本作で唯一効いているのがこのシーン)
まあ十分に元は取れたけれど、『柳生一族の陰謀』然り『真田幸村の謀略』然り、90分に収めてくれてたらもっと黒字部分が増えるのになあ。
オープニングの曲が、演奏もアヴゥンで、男女の叫び声が入ってて、非常階段みたいだった。また森下愛子がとてつもなく可愛い。裸も美しい…チョイ役なのが残念。
三樹夫

三樹夫の感想・評価

3.5
服部半蔵は2人いた!?という東映お得意のハチャメチャ時代劇で成田三樹夫(松平伊豆守信綱)の陰謀ともいうべき映画です。

アメフトの殺陣という前にも後にもこの映画でしか見られないだろう実験的殺陣があります。
はっきりいってリアクションに困ると思いますが。
A472

A472の感想・評価

3.8
上の服部家と、下の服部家のそれぞれの棟梁・服部半蔵がダブル主役の時代劇アクション映画

三代目徳川将軍の跡目争いを舞台とした「伊賀忍者vs.甲賀忍者」の代理戦争
アメフトをベースとしたアクション・肉弾戦が見どころの一つ
>|