ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」に投稿された感想・評価

short

shortの感想・評価

4.0
こちらも事実に即した内容の作品だそうで。
パラシュートで7人をチェコに落とし、なんにも作戦がない中、ナチスのナンバー3のハイドリヒを暗殺せよという。作戦中のことも、作戦後のことも放置だけども、暗殺だけは絶対命令だと。
これは特攻作戦ではないか。
人の命を使い捨てに!!
イギリスにもあったとは!!
あとでWikipediaを見たけどほぼ史実通りの流れだったみたい。
こんなに残酷な作戦が本当にあったんですねー。
ハイドリヒ暗殺後のナチスの報復がすごい。
暗殺って成し遂げたら成功かと思うけど、この報復を見たら決して成功とは言えないんじゃないかと思ってしまう。
辛い内容だけど迫真に満ちていて見応えがあった。
映画としてもハラハラさせてくれて、語弊があるかもしれないけれども楽しめた。
キリアン・マーフィー目的で観ました。
ラストシーンクソキツかったです…
戦わずしてナチスに占領されたチェコの誇りをかけた反攻。たった7人で党No.3〝プラハの虐殺者〟の異名を持つ親衛隊大将ラインハルト・ハイドリヒ暗殺を図ったエンスラポイド作戦を描いた映画。
凄惨な報復も承知でそれでも隷属から脱却のために悪魔の片腕を獲る。極限の緊張感に覆われたひたすら重く苦しい映画でした。

ナチス関連の映画はちょこちょこ観てきたしこの作戦の事も前にチラッと読んだことあったのである程度経緯は知ってたけど、それでも最後まで観るのがこれほど辛いのはあんま記憶にないかも。暗殺シーンや終盤は息できない程の緊張感。ただそんな悲壮の中でキリアンがひたすら美しく吸い込まれる。

レジスタンスの中でも意見に相違があったり覚悟を決めて生きてる人とそうでない人。匿ってもらう一家においても父は何も知らない状況とか知れば知るほど混沌とした時代の異常さに言葉を失う。‬
‪苦しい映画やけど美しい映像やプラハの街並み、銃撃戦の臨場感などどれも一級品。策なしにナチス突っ込み過ぎ〜とかちょっと思ったけど。‬

チャーチルさん怒るの遅いよ〜‬w
つな

つなの感想・評価

4.0
プラハの街や建物、橋などが煙るような色調で撮影されていて美しい。
恋人を得て明日のことを考えるヤンと、作戦に命をかけ死んでもいいと思っているヨゼフの対比がくっきりしていた。
呼吸を落ち着かせるシーンが2回出てくるのですが、両方萌え死にそうになりました……
第二次世界大戦時、大英帝国政府とチェコ同盟政府がハイドリヒの暗殺を企てた。チェコにパラシュート部隊が送り込まれる。綿密に作戦を練る。皆、死ぬ気だ。画面から悲壮感が伝わってくる。
でも、抜け目なく恋愛はするっ!

ハイドリヒの野獣ぶりが描かれない。どれだけゲスい人かわからないため、感情移入できない。でも、その後のナチの容赦ない報復はゲス黒く恐ろしかった。

ナチには屈しない。一発残せ、自分用に…

籠城した教会が崩壊へのカウントダウンを刻む。壮絶な戦闘シーン。銃撃、爆風の嵐がやまない。血しぶきが降り注ぐ。暗く沈鬱で絶望感が漂う。チュルダのバッキャローッ!
WOWOW 録画鑑賞.          一方通行 片道切符の暗殺計画。 
hayato

hayatoの感想・評価

4.2
【金髪の野獣。ハイドリヒを暗殺せよ。】

★名台詞

ヨゼフ『We are Česká. Never no surrender!』
(俺たちはチェコ人だ!絶対に屈しない。)

国は戦わずして占領されたが、俺たちは絶対に屈しないんだと。

《ストーリー》◎
《演技》○
《音楽》○
《展開》◎
《笑い》×
《感動》○
《泣》△
《ハラハラ度》◎

★感想

ナチスに関する実話を映画化。
ナチス映画は色々見てきたが、こういった位の座についた人をどうやって暗殺するのかはとっても興味がある。

ハイドリヒはwikiでも調べたりしたけど、ヒトラーの後継者と言われてるほどだから、当時の最高位のクラス。
その人物を暗殺するには容易には出来ないけど、それを成し遂げようとする勇気が素晴らしい。

キリアンマーフィは顔的にイケメンで演技もいいね!
暗殺に向いてないやつは、任務に入れるなよって思ったけど、誰しも絶望的な状況だと、前に進めないのだと。
ただ、信念がみんな素晴らしく、最後は感動してしまった。

平和のために行おうとしたパラシュート隊員がとっても勇ましく、カッコよく、最後まで諦めようとしないのが素晴らしい。
そして最後のシーンが今までの戦争映画でとっても美しいと感じた。

諦めない気持ちが大切。
tom

tomの感想・評価

4.0
ドイツ軍がブチギレて悪魔のような残忍さだった。でも、女性が語ったように、結果予想できなかったのかな。ラストの教会での銃撃戦は凄まじかったし、悲劇だった。これが戦争なんだ。
ひば

ひばの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ほんとうは劇場上映しているときから気になっていたけど勇気がでなくてレンタル待ち。きつくて何度も何度ももうやめようかな…と思いつつ休憩入れて見ました。
なによりキツいのが、あの場でハイドリヒを射殺できていても結局は同じ報復を同じような時期に受けていたのでは、と予想ができるところです。そして同じように、使い捨てに等しい彼等が自殺を図っていたであろうことも。
同じような状況にあった映画を見たとき、せめて、せめて人質になって生きる選択肢を、と考えたことがあります。しかし降伏というものは生半可なものではない。生活を根こそぎ排除され、生活どころか人権尊厳さえも奪われるということを私は歴史から学びました。そしてこの映画から学んだことは、彼等にとっての自死とは"最大限の嫌がらせ"でもあるということです。相手からしたら、一瞬で殺された隣にあった仲間の為の報復であるのに、わずか目の前でその思いは報われず恨みの行き処がなくなってしまうからです。ストーリーの幕引きを知っていながら、束の間に誰かを愛し人間として生きる。いいえ、彼等は最初から最後まで人間でした。愛のために憎悪を振りかざし、冷徹に生き歯車と言い聞かせ死んでいった彼等も、落とした青酸カリを探して死に急ぐ彼も。自死に誇りなんかそこにはない。あるのは義務。
匿ってくれた家族も、置き去りになったフィアンセも、どうなったかわかりません。そしてこの史実がその直後の何かを動かしたとは思いません。例えハイドリヒが死んだというビッグイベントだったとしても。酷い言い方にはなりますが、"無駄"だったと思います(『レミゼラブル』を彷彿させますね)。誰かを殺せば誰かを殺される。何年も何十年も何百年も終わっては始まる連鎖の中点に過ぎない。ならこの争いを終わらせた行いこそが"無駄"ではないのか?そうでしょうが、そんなことは誰にもわからないのです。ふとしたきっかけで呆気なく物事が収束することもある。そんな奇跡を、人や神に願っている。なによりこの映画で悲しいのは、彼等がそれを"次の代"に願っていたこと。自分達がやっていることは"無駄"なことだと誰もがどこかで思っていた。透明人間となって生きる人生とはどんなものか。なんなんでしょうね、この気持ちはどうしたらいいんでしょうね。そんな気持ちで生きてほしくなんかありません。こんなことがもうありませんように、同じことを繰り返しませんようにと陳腐な言葉しか出てこない。陳腐な言葉ってなんだ、こんな大事なことなのになんで。何故世界は今もわからない。


キリアンマーフィーの作品は結構見ていますが、この映画の彼が一番ずば抜けて美しい撮り方をされていると思いました。こんな美しい人だったのかと。この顔になりたい…と思ったほどに。調べたら『フローズンタイム』の監督でしたか~なるほど…

なんの縁か、最近ナチス関連の作品をよく見ました。こんなん人間のすることじゃないと思っていましたが、思うべきは、"これは人間だからできるのだ。私たちは人間相手にここまで冷酷になれる。私たちはその暴力性を常に秘めている"ということを忘れてはいけないのでしょう。
いつの時代も"愛している"と伝えることはできます。ただなにより欲しいのは"愛している"という言葉より、"ずっと側にいる"であり、それが満たされる時代を私は望んでいます
かりん

かりんの感想・評価

4.0
記録 心が重苦しい。胸が痛い。
ラストにいくにつれ、ただただ涙。