時代。戦後の日本を生きる、どうにも落ち着かない男と女。まさに浮雲のようで、哀愁に満ちていて、どこか亡霊のようにも思えた。
林芙美子の『浮雲』は勿の論、二葉亭四迷の『浮雲』も読んでないワイ、正直、日…
最近ずっと昭和の白黒映画。
高峰秀子ご夫妻のエッセイも読んだことだし
名作と言われる物を制覇して行こう!
浮雲。
初めのゆきこ。
いかにも清らかな初々しいOLさん。
やっぱり綺麗な人だなあ。…
オム・ファタールものでもいうのだろうか
ほんと見ていてイライラするぐらいに良い加減なダメ男に翻弄され続ける高峰秀子の痛々しくも美しい様子すごく良い
高峰秀子演じるゆき子は真面目でまともそうな女だけ…
ストーリーとしてはまあそれなりに面白いが、いろいろ観てきた作品の中でも最悪に近いくらい男が最悪だった。ムカムカした。
以下更にネタバレ
妻がいる身でありながら、妻とは別れる。どんな仕事でもす…
視線の揺れ動きがすき。
目が素晴らしい。
「昔のことがあなたと私には重大なんだわ。それをなくしたらあなたも私も、どこにもないじゃないですか……」
雨漏りをバケツで受けるところの、音の素晴らしさ。…
終戦後の現代劇見てて特徴的なのはやはり貧しさで、浮雲に関しても戦後の混乱に翻弄される男女というのがひとつテーマになってますね
2021年に主人公の様な男がいたらsnsのネタにされて終了なんだけど、こ…
成瀬のDVDボックスを買って以来、ずっと観直さねばと思っていた本作。小津が撮れない写真とはどんな写真だろうというミーハー心で初めて手に取った本作はすっかり私にとって映画のバイブルとなってしまった。脚…
>>続きを読む仏印で出会ったゆき子と技官で既婚者の富岡が終戦後離れてもどうしても何度も会ってしまうお話。「国境の島屋久島」とは、今ではハッとさせられる言葉。
脚本は今一つと思いつつも、画が美しく観続けてしまう感…