1947年キネマ旬報第一位の作品
原節子✖️吉村公三郎
チェーホフの戯曲、桜の園を底本とした
原節子目当てで見たけどこの映画の雰囲気大好き
20世紀前半の洋画のイメージが色濃い
邦画でもここまで西…
華族制度の廃止と共に没落した名家が最後と決め開く舞踏会での騒動を描く。制度が廃止されたのが1947年との事だがその年に公開されたという事に驚き。
1人になるとそれまでの振る舞いが嘘のようにオイオ…
チェーホフの戯曲『桜の園』をモチーフに、戦後没落の憂き目にあう華族を描いたものということであまりとっつきにくい内容と表現ではあったけど。
原節子の善のオーラと、森雅之のゲス風味な優男ぶりを観て楽し…
素晴らしいの一言。とにかく原節子は凄い女優だなと改めて感心した。彼女の美しい日本語を聴いているだけでも時間を忘れる。父親とのダンスシーンは至高の名場面。他の俳優たちも芸達者ばかり。全く飽きずに最後ま…
>>続きを読む落ちぶれてゆく華族の物語、良かったです。
小津安二郎監督以外の原節子さんを観たのは初めてなんですけど、今回の原さんがいちばん好きでした。
原さんのような派手な美人さんは市井の清らかな女性より貴族の麗…
GHQが敗戦日本に押し付けた改革の一つで皇室の藩屏たる華族制度を解体、多額の財産税を課せられため、上流階級の没落が起こった。邸宅が闇商売の成金清水将夫からの借金で差押えられようとする名門伯爵家で、当…
>>続きを読む戦後におきた華族の没落を描いた群像劇。
個性的な華族の面々を一夜の舞踏会に巧みに配置している。チェーホフの「桜の園」が下敷きとのことなんだけど、それにしたってうまいと思っているとまだ監督業を初めてな…
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